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MOUNTAIN PEOPLE ~Life in Sasayama~

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北鎌尾根 単独行 ~独標へ~

2020-08-18 19:55:01 | mountain
北鎌のコルから、まずは天狗の腰掛といわれる岩峰へ。
たどり着くと独標が大きなスケールでそびえる。
そして奥には槍の姿が。

近づいていくとさらに大きな迫力。どう登る?

正面の中央部のバンドをトラバースすれば独標を巻く道。
左稜線の岩稜は、北鎌最大の難所とも言われる難易度の高い直登ルート。
迷わず直登ルートへ。

絶壁の草付のチムニーを這い上がる。
ここの最初の一手がかなり悪かった。
なんとか、岩峰のリッジに上がると、次なる難関が目の前に。

この岩峰のナイフリッジをトラバース。
ナイフリッジを上から見下ろすと、すっぱり切れ落ちている。

落ち着いてホールドとスタンスを見極めながら進む。
ここを切り抜けると、独標のピークへ。
独標にたどり着くと、視界が広がる。

ピーク直下にテントを張る。

最高に贅沢なたった一人のテント場。

大天井、燕をバックに。

双六、水晶、三俣蓮華、薬師方面。

槍を眺めながらの夕食。

槍、左手に穂高連峰。
明日は、この尾根を越えて、槍へ。









北鎌尾根 単独行 ~北鎌のコルへ~

2020-08-18 17:49:23 | mountain
水俣乗越から天上沢への下りは、ガレ場の急斜面。

そして、いまにも落ちそうなスノーブリッジ、の上は
危ないので、脇を慎重に下る。

しんどい思いをして水俣乗越への急登で稼いだ高度を、
しんどい思いをしながら沢を下っていく。
(雨に中のこの上り下りの徒労感が、ある意味北鎌の核心だったかも。
それ以降のスリリングな緊張感はある意味楽しいので。)
「そろそろかな?」と思っていると目印のケルンを発見。

北鎌沢の出合に到着。

ここで大休止のコーヒータイム。
稜線に上げる水を減らすために。夕食用のアルファ米もお湯で戻しておく。
ここでついに雨が上がる!
元気を取り戻し、北鎌沢の急登を詰めていく。急登、急下降、そして再びの急登です。

写真ではわかりにくいですが、、、、とても急です。



コルに着く直前、出来たてほやほやのクマのフンが。

出合から約2時間。北鎌尾根の稜線上、北鎌のコルに到着。



ここでテントを張るつもりだったが、時間はまだ14時。
あと2時間行動できる。体力的にも余裕がある。おまけにここにはクマのフンがある、
というわけで、北鎌独標まで行ってしまうことに。
いよいよここから北鎌尾根の「本番」が始まります。