ホーヘンスの相談室（サラ・コナー）

本日の相談者
サラ・コナー
ハリウッドSF大作 "T1" "T2"に出演。

"T1"のオファーがあった時は、跳び上がってよろこんだよ。だって、その時まではパットしない役ばっかで、
すこしくさってた。うーん、あの映画はウチにとっては、ここ一番の大勝負ってカンジ。
"T2"も当然出演。"T1"とガラリとかわって、女戦士。楽しかった。だって、ほんとの私って、内気なの。
ハイスクール時代は人と目をあわせられなかった。ボーイフレンド。できるわけない。
プロムにも参加しなかった。相手、いなかったもん。キャリーの気持ち、よくわかる。
サターン賞主演女優賞を受賞。天にも昇る気持ちって、この事かな。

"T3"にもオファーがあったけど、断ったわ。だって、このまま、サラ・コナーでウチの女優生活送りたくないって、
少しナマイキかもしんないけど、思った。
でも、その後がいまいちね。そこそこヒットした映画に出た後は、テレビばっか。

アリスって、ウクライナ人の女優と話をした事があるの。あの娘はActionQueenっていわれて、
"REvil"って、映画にずっとでてるわね。シリーズも5作目。興業成績もスゴイ。
でも、やっぱあの娘もブッチャケもう出たくないって言ってた。また前に主演したフランスの聖処女の映画みたいなのに出たいって。
でも、あの娘明るいじゃない。まー、今やるだけって、割り切ってる。
私はロシア人ではない。ウクライナ人って。正直、アメリカ人の私にはちがいがわかんないって、言ったらマジギレ。

リプリーとも会ったことがある。どこだっけ。そーそー、ロスのダウンザビートっていう小じゃれたカフェ。
あの人も"Al"で一躍トップスター。"Al3"で死んだはずが、"Al4"でまた生き返るって、無茶だよね。
表向きは、"シリーズ継続に難色を示したが、新しいキャラクターを気にいった"ってことで、"Al4"出演OK。
でも、あの人がいうには、仕事があるうちは何でもやっとくの。少し、ごねたのは正直ギャラアップのため。
あー、オトナだわ。

私、これからどうしたらいいのか良くわかんない。過去の栄光ってもんにすがりついて、生きたくないし。