#新古今和歌集 新着一覧
貫之集 729
おなじ人のむまのはなむけに、橘助繩が装束おくるとて加へたるたまぼこの みちのやまかぜ さむからば かたみがてらに きなむとぞおもふ玉ぼこの 道の山風 寒からば かたみがてらに 着なむとぞ思ふ
貫之集 725
陸奥守藤原有時がむまのはなむけ、宰相の中将のしたまふに、よめるみてだにも あかぬこころ...
貫之集 642
しるしなき けぶりをくもに まがへつつ よをへてふじの やまはもえけりしるしなき 煙を雲に まがへつつ 世をへて富士の 山は燃えけり...
貫之集 547
かぜふけば みねにわかるる しらくもの たえてつれなき ひとのこころか風吹けば 峰に別るる 白雲の たえてつれなき 人の心か...
貫之集 531
男なき家かけておもふ ひともなけれど ゆふされば おもかげたえぬ たまかづらかなかけて思ふ 人もなけれど 夕されば 面影たえぬ 玉かづらかな...
貫之集 483
稲刈りほせるかりてほす やまだのいねの そでひちて うゑしさなへと みえずもあるかな刈りてほす 山田の稲の 袖ひちて 植ゑし早苗と 見えずもあるかな...
貫之集 443
旅人の衣うつ声を聞きたるくさまくら ゆふかぜさむく なりぬるを ころもうつなる やどやからまし草枕 夕風寒く なりぬるを 衣うつなる 宿やからまし...
貫之集 407
夏祓へかはやしろ しのにおりはへ ほすころも いかにほせばか なぬかひざらむ川社 しのに織りはへ ほす衣 いかにほせばか 七日ひざらむ...

持統天皇 春過ぎて ・・・
春すぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山 新古今和歌集では 衣ほすてふ万葉集では 衣干したり...

枕草子でのセキチクは
遅れていた沖縄地方と奄美地方の梅雨入りの発表がありました。どちらも昨年より3日も遅く、平...
貫之集 401
ゆふだすき ちとせをかけて あしひきの やまゐのいろは かはらざりけりゆふだすき 千歳をかけて あしひきの 山藍の色は かはらざりけり...