貫之集 398
九月菊いのりつつ なほながつきの きくのはな いづれのあきか うゑてみざらむ祈りつつ なほ長月の 菊の花 いづれの秋か 植ゑて見ざらむ 九月菊なお一層のあなた様のご長寿を
貫之集 374
くれぬとは おもふものから ふぢのはな さけるやどには はるぞひさしき暮れぬとは 思ふものから 藤の花 咲ける宿には 春ぞ久しき...

「精霊の日(しょうりょうのひ)」!!「三和歌人の命日」!!
「3月18日(月)」「精霊の日」(しょうりょうのひ)柿本人麻呂、和泉式部、小野小町の3人...
貫之集 317
しらくもの たなびきわたる あしひきの やまのたなはし われもわたらむ白雲の たなびきわたる あしひきの 山の棚橋 われもわたらむ...
貫之集 288
秋おほぞらを われもながめて ひこぼしの つままつよさへ ひとりかもねむ大空を われもながめて 彦星の 妻待つ夜さへ ひとりかも寝む...
貫之集 272
あしひきの やまもとしげき なつくさの ふかくもきみを おもふころかなあしひきの 山下しげき 夏草の 深くも君を 思ふころかな...
貫之集 262
かりなきて ふくかぜさむし からころも きみまちがてに うたぬよぞなき雁鳴きて 吹く風寒し 唐衣 君待ちがてに うたぬ夜ぞなき...
貫之集 258
たなばたは いまやわかるる あまのがは かはぎりたちて ちどりなくなりたなばたは いまや別るる 天の川 川霧立ちて 千鳥鳴くなり...
貫之集 248
京極の権中納言の屏風の料の歌、二十首はるがすみ たちぬるときの けふみれば やどのむめさへ めづらしきかな春霞 立ちぬるときの 今日見れば 宿の梅さへ めづらしきかな...
貫之集 243
山里に住む人の雪の降れるを見るゆきのみや ふりぬとはおもふ やまざとに われもおほくぞ としはへにける雪のみや 降りぬとは思ふ 山里に われもおほくぞ 年はへにける...
和歌集比較
今日の家庭教師は7時間5教科でした。社会では、歴史資料と国語便覧をリンクさせて、より理解が得られるように工夫しました。和歌集の比較を行い、それぞれの代表作を味わいながら、特徴の差...