61-番外- 平安人の心 「雲隠の巻はどこへいった?」
山本淳子氏著作「平安人(へいあんびと)の心で「源氏物語」を読む」から抜粋再編集 **********雲隠はどこへいった? 「源氏物語」には「雲隠」という
60- 平安人の心 「夢浮橋: 薫と浮舟を隔てる深い霧」
山本淳子氏著作「平安人(へいあんびと)の心で「源氏物語」を読む」から抜粋再編集 薫は、浮舟の異父弟の小君を伴って横川の僧都を訪ね、小野に隠れ住...
59- 平安人の心 「手習: 浮舟の出家、薫に浮舟生存が伝わる」
山本淳子氏著作「平安人(へいあんびと)の心で「源氏物語」を読む」から抜粋再編集 その頃、比叡山に高徳の僧・横川...
58- 平安人の心 「蜻蛉: 大君、中の君、浮舟へと消えた、はかない恋の蜻蛉」
山本淳子氏著作「平安人(へいあんびと)の心で「源氏物語」を読む」から抜粋再編集 浮舟が失踪し、宇治邸は慌てふためいた。浮舟の懊悩を知る女房の右...
57- 平安人の心 「浮舟 後半: 匂宮と薫への愛に悩む浮舟」
山本淳子氏著作「平安人(へいあんびと)の心で「源氏物語」を読む」から抜粋再編集 匂宮は浮舟への想いから宇治での逗留を決め、浮舟の女房・右近に正...
56- 平安人の心 「浮舟 前半: 浮舟を奪い合う匂宮と薫」
山本淳子氏著作「平安人(へいあんびと)の心で「源氏物語」を読む」から抜粋再編集 浮舟が宇治に隠し置かれて三カ月半が過ぎた。匂宮は二条院で浮舟を...
55- 平安人の心 「東屋: 浮舟を訪う薫」
山本淳子氏著作「平安人(へいあんびと)の心で「源氏物語」を読む」から抜粋再編集 浮舟を所望する薫の申し出に、浮舟の母・中将の君は困惑し答えあぐ...
54- 平安人の心 「宿木 後半: 薫、故大君に酷似の浮舟を垣間見る」
山本淳子氏著作「平安人(へいあんびと)の心で「源氏物語」を読む」から抜粋再編集 俄に夕霧の邸から戻ってきた匂宮は、中の君に沁みた薫からの移り香...
53- 平安人の心 「宿木 前半:匂宮、中の君の懐妊と夕霧の六の君との結婚」
山本淳子氏著作「平安人(へいあんびと)の心で「源氏物語」を読む」から抜粋再編集 時は遡って薫が八の宮の大君を喪う前の夏のこと。今上帝の女二の宮...
52- 平安人の心 「早蕨:匂宮、中の君を京に迎える」
山本淳子氏著作「平安人(へいあんびと)の心で「源氏物語」を読む」から抜粋再編集 姉大君を亡くした中の君のもとに、新春、山の阿闍梨から早蕨など春...
51- 平安人の心 「総角(あげまき)後半:大君の思惑は外れ体調を崩して亡くなる」
山本淳子氏著作「平安人(へいあんびと)の心で「源氏物語」を読む」から抜粋再編集 中の君が匂宮と結ばれたことは大君にとって本意ではなかったが、も...