#おはなし 新着一覧
「ふと思いついた小さなお話し」
「ふと思いついた小さなお話し」 なにも ない 場所に笑顔みたいなお花が たったひとつ 咲いていました 見つけた女の子はしばらく ながめてじっと ながめて
旅 その1
◯研究所の最上階のテラスに、ぼくらは一列に並んで、双眼鏡で目の前の国道を見ている。と、右...
フォン・ド・ヴォーとコンビナート
ぼくは結局、筑波山の山頂から目視でフォン・ド・ヴォーに最も適した玉ねぎを発見することが...
大人のためのおはなし会 2024春 in 青少年センター【朗読ことのは】
みなさん、こんにちは。 つどい業務責任者13年と6ヶ月目に突入した新福(しんぷく)です。...
予兆
◯早朝。小貝川の土手の上の道を、ぼくは4人の男に担がれ運ばれている。男たちは、スポーツ選...
チューリップとワタシ
えーーーーー!!?チューリップがワタシより大きくなってるー!大きくなーれ!って毎日いいすぎたかしら?...
七草粥 2024
昨晩からとても寒くって起きて鼻水ラッシュパックで買った七草を先ず7つあるか数える7つとは言い難い程の小さな草も入っているこ、これは...
霜降
金木犀の馥郁たる香りはゆるやかに消えてゆき膝丈ほどの薔薇の花弁が風でハラハラ落ちてゆく視界に入る少し先の銀杏の葉がもたもたと色づき始め霜降らしくないが霜
栗ごはん
肌に感じる陽射しが強い秋の朝、急に大粒の雨に見まわれ辺りの大気の熱が一気にさらわれた。そんなボクはまったく備えをしていない。降水確率を確認するくらいの余裕の
爽籟
少しひやい湿る草の足もとにタヌキが絡み包んでくれる十五夜。おだんご、くり、おいも、えだまめ、お腹いっぱいになっちゃった。今日はどんな夢をみようかしら、ね?お
一週間後
一週間後、ぼくは国道沿いのラーメン屋の窓際の席でカレーライスを食べながら、これからのこ...