#「霧深き宇治の恋」 新着一覧

11、蜻蛉 ①
・「姫君がお見えになりません」「まさか、そんな・・・」「かき消したようにお姿が・・・」「庭は・・・門を固める下人たちは、何といっているのです」「昨夜から、しか

10、浮舟 ⑲
・死んで憂き名をすすぐことが、できるかどうか・・・母君も恋しく、異父弟妹たちもなつかし...

10、浮舟 ⑱
・匂宮はいら立っていられた浮舟はどんなに急かしても、承知する気配はない返事さえ来ない薫...

10、浮舟 ⑰
・薫からは、先日の手紙の返事さえ来ず、何日か過ぎたある日、右近が噂した恐ろしい内舎人が...

10、浮舟 ⑯
・浮舟は思い悩んでいる(薫さまは、あてつけていらしたどうやってお知りになったのかしら?...

10、浮舟 ⑮
・薫は思い当たるさっき、宮が熱心に読んでいられた手紙が、紅の薄様だったことをそこまで見...

10、浮舟 ⑭
・浮舟の、ここまで思いつめた苦しみを、母君も乳母も知るよしもなく「どうしてそんない、や...

10、浮舟 ⑬
・大内記の報告に、匂宮は焦燥なさったご自分の乳母で、遠国の受領の妻として、下る者がいて...

10、浮舟 ⑫
・理性と本能の間で、浮舟は悩み続けている(やっぱり、薫さまに疎まれるのは悲しい過ちを犯...

10、浮舟 ⑪
・匂宮の御物忌は二日、と京にいいつくろってあったので、いつものようにあわただしく、別れ...

10、浮舟 ⑩
・右近は自分と同じように、姫君のお気に入りである、侍従という若い女房を、味方にすること...