#「むかし・あけぼの」 新着一覧

「22」 ③
・「病は」「脚気」これも身分高き人の、悩むにふさわしい病であるまた、もっと上品なのに、「歯痛」これこそ趣があってよい歯痛を病む人は、若くて美しい人がよい

「22」 ②
・経房の君は、私の短編「有明」を、盗み見して筆写させられ、「あの男や女、どうなるんです...

「22」 ①
・去年の夏も暑かったが、今年、長徳四年(998)の夏も、去年に劣らぬ暑さだったそれに去年よ...

「21」 ⑤
・庚申の夜、「それではとっておきの物語を、宮さまはじめ皆々の、お耳に入れることにしよう...

「21」 ④
・男性はすぐ、現実をあらぬ夢にかぶせ、混同してしまうが、女性は空想や夢ばかり肥大して、...

「21」 ③
・伊周の大臣、正確にいえば前の大臣、というべきであるが、我々の間ではいまも、大臣と呼び...

「21」 ②
・そうだ、まだ則光と暮らしていたころ、則光が夫で私が妻であることを、全く疑わないで暮ら...

「21」 ①
・京極殿、道長の君のお邸には、物語好きの人が多いらしかった定子中宮をお囲みする、女房た...

「20」 ⑥
・そんなわけで、再び御前へ上がった私は、気を取り直したというか、前にも増して活力にみち...

「20」 ⑤
・そんなところへお使者が来た「早く出仕せよ」という中宮の宣旨を、伝えて来たのであるつい...

「20」 ④
・私は、「いつ出発なの?」という手紙を使いに持たせたそして、こんな手紙を書かねばならな...