#「むかし・あけぼの」 新着一覧

「24」 ③
・兄の致信(むねのぶ)の、もたらす情報も面白かった「何しろお前、お輿入れのお道具と、それから諸国の受領どもが続々、お祝いを届けてくるんだお邸のどの蔵もいっぱいで、は

「24」 ②
・こんどの彰子姫の入内は、御裳着の式をうわまわる、さわぎになりそうだ、と経房の君はいわ...

「24」 ①
・彰子姫のご入内は、迫っているらしい二月九日の御裳着の式の、盛んだったことは、人の噂や...

「23」 ⑤
・「嬉しいお心遣い、ありがとう存じますそんなにも深くお考え下さいまして、至らぬわたくし...

「23」 ④
・「そんなにしょげなさんな」棟世はそういって、なぐさめるが、それもなんだか、からかわれ...

「23」 ③
・私は、十四日の朝になるのを待ちかね、左近を呼ぶのもまどろしこくて、みずから下人の男を...

「23」 ②
・こうなれば、何とか雪の山が、十五日まで保たせたいものだ、という欲がでてくる雪の白さも...

「23」 ①
・選子内親王は、才気ある優美なお人柄の、女人に成長され、兄君に当られる円融帝の御代、十...

「22」 ⑦
・私たちも再び、内裏暮らしに入ると思うと、久しぶりに楽しく、その心はずみが、中宮にも私...

「22」 ⑥
・棟世には、年ごろの娘が一人いるが、まだ婿は決めてないらしかった男の子はいない「いたら...

「22」 ④
・則光は、「お前なら乞食をしてでも、都がいいというだろう」と書いていたが、そういえばこ...