ぽんしゅう座

優柔不断が理想の無主義主義。遊び相手は映画だけ

■ ゴールデン・エイティーズ (1986)

2023年06月19日 | ■銀幕酔談・感想篇「今宵もほろ酔い」

三角ならぬ四角関係、30年前の焼けぼっくい、パリとカナダの遠距離文通。そんな恋愛模様の乱痴気騒動が繰り広げられる。冷静に見ると、強かな女たちに男が振り回されてるだけの話しだったりする。まさに百花繚乱。カラフルな衣装の女たちが画面を席巻する女性礼賛ミュージカル。

(6月15日/アップリンク吉祥寺)

★★★★


【あらすじ】
パリの地下街。カウンター形式カフェをはさんでシュワルツ(シャルル・デネール)と妻ジャンヌ(デルフィーヌ・セイリグ)のブティックとリリ(ファニー・コタンソン)が運営する美容室があった。夫婦の息子ロベール(ニコラ・トロン)は年上のリリに夢中だが、彼女は地下街の家主でギャングのジャン(ジャン・フランソワ・バルメール)の愛人で二人を天秤にかけている。3人の関係を知りつつ美容師のマド(リオ)とパスカル(Pascale Salkin)もロベールに思いを寄せていた。そんななかジャンヌ婦人のまえに昔の恋人イーライ(ジョン・ベリー)が現れる。シャンタル・アケルマンの恋愛ミュージカル・コメディ。(96分)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ■ アンナの出会い (1978) | トップ | ■ 一晩中 (1982) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

■銀幕酔談・感想篇「今宵もほろ酔い」」カテゴリの最新記事