2月14日は 大雪のバレンタインデーでした
帰宅し 妻に明日出かけてもいい?と聞くと
別にええでーとの 返事です
ドカ雪の後なので 高見山の樹氷はモンスタークラスに成長しているかも…
予想天気図を見ると
荒れそうです
まあ 行ってみるか
14日 22:00 装備を積み込み 自宅を出発
アチャー
京奈和道は 雪の影響で通行止め
国道を進みますが 結構な積雪 路面も凍結
おまけに チェーンを巻いた大型トラックや
ノーマルタイヤの乗用車が 超スローペース
渋滞に巻き込まれました…
ドンドンと 山奥に進むに連れて
道路の状況は エライ事に
何箇所も笹が 雪の重みで 道路に垂れ下がっていました
雪がステップワゴンの 底に擦る位
クロカンコースの様な 道もアリ
ヒヤヒヤしながらの運転
1時過ぎに なんとかたかすみ温泉の駐車場に到着
駐車場も結構な 積雪です
明日 登山道は大丈夫かいな…
夜食に ビールとスパゲッティを食べ 就寝
エアマットを敷き シュラフで寝たのですが
途中 あまりの暑さに目覚めました
汗びっしょり
少し換気したので その後は朝までグッスリ
6時起床
雪ですが 到着からは たいして積もっていませんでした
雪はパラパラと降っていますが 風は無く 一安心
本日の装備です
75Lのザックに ソリをくくりつけました
下山時は ソリで楽ちんと なるはずです
6時50分頃 出発
ソロなので 入山一番手は 嫌だと思っていたのですが
ちょうど先発隊が 居られ良かった!!
結構な 積雪に期待マンマンで 入山!!
踏み跡に 歩幅を合わし 進みます
深いところで 30cm近く 足が沈みます 結構深い
行動食を 補給しながら
マイペースで進みます
※踏み跡に 蹴り込みながら足を入れるので 結構疲れます
高見杉に到着
途中 男性1名を追い越しました
仲間の方が 前に いるとのこと
小屋の中で シューズの紐を結び直そうと思い
裾を上げると…
スパッツと 裾の間に雪がどっさりと 付いているではありませんか
やはりロングスパッツを 裾の外に 装着したほうがいいみたいです
ロングスパッツ買うしかない!!
高見杉を出たあとも
ボチボチ進みます
所どころで 木に積もった雪が ”ドサッ”と落ちてくるので
フードは かぶりっぱなし
急登では 雪が更に深く
踏み跡に足を入れるため
かなり 足を上げなくてはならず 疲れます
やっと 分岐に到着
いつも通り 防寒装備を整えていると
上の方から 男性2名が降りてこられました
※先程の方のお連れ様です
雪の状況を聞くと 膝以上との事
しかも 時間がないので
途中で引き返してきたというではありませんか
深雪の 山道を一番手で 行く自信ありません!!
そんな話を していると どこからともなく
一人のおじさんが 山頂に向かって行きました
オッケー オッケー!!
付いていきまっせー
深雪とのことなので スノーシューを装着
本格的に 使用するのは初めてなので ドキドキデス
おじさんの 踏み跡を頼りに
進みますが
ホンマに 雪が柔らかい!!
スノーシューを履いていても 膝上までズボッ
↓こんなのは ましな 写真です ヤバイところは撮影する余裕無し
風も 結構強くなってきました
樹氷も綺麗についていますが
なんせ 歩くのが精一杯で 眺める余裕無し
しかも 強風で エビのしっぽが バンバン飛んでくるし
当たると痛い
気温は-6度 そんなに寒くないです
ドンドン登っていきます
樹氷が 成長するに従い
足元の 沈む深さも成長!?
雪の重みで 木が垂れ下がり
コースが分かりづらい
踏み跡も 強風のため 雪で見えづらいし
そんな時 目印のテープが心強いデス
登れば登るほど 足が雪の中に 沈む…
風もドンドン 強くなるし
ホンマに シンドイ
山頂まで いけるんか 俺?
遭難しそう…
そんな時 山頂から先程の おじさんが下ってきました
本日の山頂ゲット 1番手です
当たり前ですが 避難小屋は貸切とのこと
上に誰も 居ないなんて 心細いやんけ
心が折れそうな 状態で登ります
避難小屋 手前50m位の稜線ですが
風速20m/sは ありそうです
足は沈むし 強風やし
立ってられん!!
マジで 這いながら進みました
飛ばされるかと 思いながら
11:00 なんとか 避難小屋に到着
避難小屋が こんなに素晴らしいと感じたのは初めてです
貸切の小屋で 昼食
お湯を沸かし ラーメンで温まりました
スノーシューですが マジで持ってきて正解です
無ければ 今頃 雪の中に 刺さっていたかも
なんか 背中が冷たいと思っていたのですが
ザックの 背中に雪がタンマリ 付いていました
雪で 垂れ下がった木をくぐる時
ソリが引っかかり ドサッと 雪が落ちてきたのが原因みたいです
ラーメンで 温まったので
パワー復活
しかし 小屋の外の強風を 見ると凹みます
たかすみ神社の写真も 撮りに行くのを諦めました
気合を入れ 下山開始
スノーシューを 履いたまま下ります
スノーシューのカカトを固定したので
蹴り込みながら 降りれます
上りに比べ 下りは超楽
辛さは 上りの1/10 以下?
あっという間に 分岐に到着
途中樹氷バスで 入山した方が 15名程度登ってこられました
彼らが 通った後は 踏み跡がレールのように
なっており 歩きやすそうです
分岐からは ソリを準備
ソリの流れ止めに ボディーボードのリーシュをセット
手首に止めるはずが ウエアと手袋の厚みで 止めれず
仕方なく 手袋のベルトに止めました
ヒャッホーと 滑りまくる予定でしたが
踏み跡があっても フカフカの雪なので 滑りません
ソリは ザックにくくりました 悲しー
スノーシューですが
こんな レール状の 踏み跡では幅が狭く 歩きにくい!!
でも 少々の凸凹は ファットバイクのタイヤみたいに
スノーシューが吸収し 気になりません
アイゼンなら滑る ベチャベチャの雪でも
スノーシューは 快適
メッサ気に入りました
13:20下山
雪景色の露天風呂で 体をほぐしました
心配していた 道路の状況ですが
問題無し!!
京奈和道も 快調に進みましたよ
夕日までに 帰宅
メチャクチャ疲れたけど
貴重な体験ができた 山行でした
悪天候は もう懲り懲りです
本当に疲れました (^_^;)
風も 深雪も過去最強の手ごわさでした
それにしても 一番手のおじさんは
すごいパワフルでした
osatoh様
標識も沢山
避難小屋もあるので軽く見てました
悪天候の 高見山 舐めてました
反省…です(*_*)
エビのシッポっていうよりエビフライですな(笑)
小屋があんなに埋もれるんですねぇ いやぁスゴイ^^;
でも無事帰還でなにより^^v