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足繁く通う演奏会の感想等でクラシック音楽を追求/面白すぎる台湾/イタリアやドイツの旅日記/「ドイツ留学相談室」併設

早稲田大学フィルハーモニー管絃楽団 in 落六2019

2019年06月25日 | pocknのコンサート感想録2019
6月22日(土)森山 崇 指揮 早稲田大学フィルハーモニー管絃楽団
落合第六小学校体育館


【曲目】
1.ドヴォルザーク/謝肉祭(抜粋版)
◎楽器紹介
金管セクション:おどるポンポコリン、ドラえもんのうた、勇気100% /木管セクション:スタジオジブリメドレー/弦楽セクション:ディズニーメドレー/打楽器セクション:各楽器でのパフォーマンス

2. ヨーゼフ・シュトラウス/かじ屋のポルカ
3. ドヴォルザーク/交響曲第8番~第3、4楽章(各抜粋)
4. ブラームス/ハンガリー舞曲第5番(一部)
◎生徒指揮者体験
◎ 全員合唱「ビリーブ」
【アンコール】
J.シュトラウスⅠ/ラデツキー行進曲

地元の小学校で行われ、地域住民も参加できる音楽鑑賞教室を2年ぶりに聴いた。演奏は毎年来てくれている早稲フィル。今回は聴けなかった春の定期演奏会の演目と、定番の小品を交えたプログラムを披露。どの曲も上手いし、活きがいいし、前向きに語りかけ、歌いかけ、メンバーの真摯な姿勢がうかがえる。

なかでも楽しかったのは楽器紹介コーナー。それぞれの楽器グループが趣向を凝らした演出で、ジブリやディズニーなど、子供たちにも馴染みの曲を披露。メンバーがトトロや魔女の宅急便、ポニョなどのキャラクターの本格的な着ぐるみを被り、キキの恰好をした団員の進行による金管グループのパフォーマンスは、なかでも抜群の進行と演技とノリのいい演奏で生徒たちに大ウケ。全員がディズニーキャラの帽子をかぶった弦楽グループも壮観で生徒たちの興味を引いていた。

どの楽器紹介でも、生徒たちは司会の呼びかけや質問に元気よく答え、一緒に歌い、笑い、休憩時間に自然発生するオケメンバーと生徒たちとの交流シーンはいつもに増して賑やかで、みんなが楽しんでいる様子がありありと伝わってきた。演奏中はみんな静かに聴き入り、働きかけには元気よく反応する姿勢は、オケの学生たちにとってもやりがいを感じるだろう。最後に「皆さん、どうでしたか~?」の問いかけに、「楽しかった~!」と大きな返事が返っていた。こんな子供たちの様子を見ていると、このイベントが子供たちにとってとても大切だということを改めて感じた。森山先生と早稲フィルのメンバーに感謝!

早稲田大学フィルハーモニー管絃楽団第79回定期演奏会 2018.12.25 なかのZERO 大ホール

♪ブログ管理人の作曲♪
金子みすゞ作詞「私と小鳥と鈴と」
S:薗田真木子/Pf:梅田朋子
子守歌 ~チェロとピアノのための~
Vc:山口徳花/Pf:奥村志緒美
合唱曲「野ばら」
中村雅夫指揮 ベーレンコール
金子みすゞ作詞「さびしいとき」
金子みすゞ作詞「鯨法会」(YouTube)
以上2曲 MS:小泉詠子/Pf:田中梢
「森の詩」~ヴォカリーズ、チェロ、ピアノのためのトリオ~(YouTube)
MS:小泉詠子/Vc:山口徳花/Pf:奥村志緒美

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