facciamo la musica! & Studium in Deutschland

足繁く通う演奏会の感想等でクラシック音楽を追求/面白すぎる台湾/イタリアやドイツの旅日記/「ドイツ留学相談室」併設

ベルリンの壁

2009年09月21日 | ウィーン&ベルリン 音楽の旅 2009
ベルリンの壁 Die Berliner Mauer 第2次世界大戦終結に伴い戦勝国の共同管理となった結果、東西に分断されたドイツの首都ベルリン。ソビエトの管理下にあった東ベルリンでは、自由を求めて西側へ越境する市民が後を絶たず、これに業を煮やした東独政府が1961年に一夜のうちに鉄条網で「壁」を築く。 45キロに渡って当時の「西ベルリン」をぐるりと囲んだ鉄条網のフェンスは、その後堅固で無愛想 . . . 本文を読む
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検証「日本の常識」 ~落書き~

2009年09月12日 | ウィーン&ベルリン 音楽の旅 2009
イタリア・フィレンツェのドゥオモ(大聖堂)に日本の大学生が落書きをしたことが次々と発覚して大騒ぎになったのは去年(2008年)のこと。日本ではこの落書行為に厳しい目が向けられ、大学が謝罪文を出したり、本人が現地に行って謝ったりする事態となった。僕も「世界遺産に落書きなんてケシカラン!恥を知れ!」なんて思っていた。ところがご当地イタリアでは「なんで落書きごときでそんなに騒ぐのか理解できない…」という . . . 本文を読む
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検証「日本の常識」 ~キックボード~

2009年09月03日 | ウィーン&ベルリン 音楽の旅 2009
ウィーンのSバーン(近郊鉄道)の地下ホームでキックボードを持つおにいさん ウィーンの街中でよくみかけたのがこのキックボード。こちらでは子供だけでなくおにいさんもおねえさんも、おじさんもおばさんも、それにおじいさんが乗っているのも見かけた。 キックボードは子供の遊び道具ではなく、日常生活の「足」として使われているようだ。ショッピング通りをキックボードで走り、お店に持ち込んで買い物をしたり、駅のホ . . . 本文を読む
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検証「日本の常識」 ~自転車~

2009年08月29日 | ウィーン&ベルリン 音楽の旅 2009
日本で鉄道を利用してサイクリングを楽しもうと思ったら、折りたたみ式か組み立て式の自転車がないと不可能だろう。ドイツやオーストリアでは殆んどどの列車にも自転車をそのまま持ち込むことができる。ウィーンやベルリンといった大都市の通勤電車や地下鉄にさえ普通に自転車を乗せているのを見たときはさすがにビックリした。 ウィーン市内を走る地下鉄に自転車を持ち込むおじさん もちろん自転車を乗せられる決まった車輛や . . . 本文を読む
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検証「日本の常識」~エレベータ~

2009年07月30日 | ウィーン&ベルリン 音楽の旅 2009
まずはこの写真をご覧頂ください。これはウィーンの地下鉄駅構内にあるエレベータ内で撮影したのですが、何か気づくことはありませんか? そう、[閉]のボタンがないのです。このエレベータは例外じゃないかって?いえいえ、ウィーンのエレベータもベルリンのエレベータも殆ど[開]のボタンはあっても[閉]のボタンは見当たりません。 僕はもともと数秒待てば自動的に閉じるエレベータのドアをわざわざボタンを押して閉 . . . 本文を読む
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検証「日本の常識」~サラリーマンの服装~

2009年07月26日 | ウィーン&ベルリン 音楽の旅 2009
ウィーンの人口は160万人、ベルリンは350万人。ベルリンはさすがに大都市に入るだろうが、ウィーンは日本の地方の中都市クラス。でもどちらもれっきとした西側諸国の一国の首都である。連邦省庁が集中し、様々な国際機関や国際企業のビルが軒を連ねる地域もある。当然そこに勤めるサラリーマンや、訪問する顧客などが行き来する。 サラリーマンの服装の色 日本の霞ヶ関や大手町に当たる地域は、ベルリンならポツダム広場 . . . 本文を読む
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お客のマナーはいい?悪い? ~日独墺 聴衆比較~

2009年07月12日 | ウィーン&ベルリン 音楽の旅 2009
初めてヨーロッパでクラシック音楽の公演に接したのはもう四半世紀以上も前、卒業旅行で訪れたウィーンで観たフォルクス・オーパーの「ジブシー男爵」だった。歌手のアドリブと思われるセリフに会場がドッと笑い、上演中にあちこちから大きな音で鼻をかむ「プーッ」という音が聞こえ、時にはおしゃべりも聞こえてくる。かしこまらずに公演を娯楽として楽しんでいる雰囲気。なんだか下町の芝居小屋という雰囲気を感じた。そうした肩 . . . 本文を読む
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ウィーン・フィルの定期演奏会のチケットを手に入れる

2009年07月11日 | ウィーン&ベルリン 音楽の旅 2009
ウィーン・フィルの定期演奏会のチケットを手に入れる Kommissionkarte??? ウィーン・フィルのホームグラウンドである楽友協会大ホール(Musikvereinssaal)でウィーン・フィルの定期演奏会を聴く、というのは長年の憧れであり夢だった。ウィーン滞在中に丁度その定期演奏会がある。何とかならないだろうか。ウィーン・フィルのホームページを見てみたら、「全ての定期公演は既に会員で満席 . . . 本文を読む
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ウェルザー=メストの「ラインの黄金」チケット入手物語

2009年07月10日 | ウィーン&ベルリン 音楽の旅 2009
ウェルザー=メストの「ラインの黄金」 チケット入手物語 ネット予約ができない!? ウィーン・シュターツオーパー(ウィーン国立歌劇場)で行われるフランツ・ウェルザー=メスト指揮によるワーグナーのリングシリーズがこんな人気の公演とは、全く予想外だった。シュターツオーパーの公演は公演日の1ヶ月前からインターネットで予約ができる。前売り開始日の1ヶ月ほど前、ためしに発売中の公演の前売り状況をみたら、小澤 . . . 本文を読む
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アバド指揮ベルリン・フィル チケット入手物語

2009年07月09日 | ウィーン&ベルリン 音楽の旅 2009
アバド指揮ベルリン・フィル チケット入手物語 台湾からチケット予約 旅のメインに据えたアバドが久々にベルリン・フィルに登場するこのコンサートのインターネットの前売り開始日をみてギクっときた。台湾家族旅行の最中ではないか。それじゃあチケットは予約代行屋に頼もうとか、誰か信頼できる人に頼もうとかいろいろ思案した挙げ句、やっぱり自力でやるのが一番後悔しないという結論に至った。 チケットの予約は電話で . . . 本文を読む
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ウィーンとベルリンで訪れた演奏会&オペラ

2009年07月08日 | ウィーン&ベルリン 音楽の旅 2009
ウィーンとベルリンで訪れた演奏会&オペラ (感想といろいろなエピソード) 今回の旅行のメインに据えたのがアバド指揮ベルリン・フィルの演奏会。これを中心にベルリンとウィーンで行われるめぼしいコンサート&オペラを選びスケジュールを組んだ。 まずウィーンに行ってシュターツオーパーの「ラインの黄金」(5/16)とガッティ指揮のウィーン・フィル、それからベルリンに飛んでドイチェ・オーパーでチェレネント . . . 本文を読む
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ウィーン&ベルリン コンサート&オペラの旅レポート 2009

2009年07月08日 | ウィーン&ベルリン 音楽の旅 2009
ウィーン&ベルリン コンサート&オペラの旅レポート 2009 2009年5月にウィーン(6泊)とベルリン(4泊)を旅してきたpocknが、旅行中に訪れた演奏会とオペラについて、オーストリアとドイツの首都であるこれらの町について、そこでの出来事、感じたことなどをレポートしました。 ウィーンとベルリンで訪れた演奏会&オペラ(感想といろいろなエピソード) Wienレポート  ウィーン町中探訪 そ . . . 本文を読む
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