出戻り下手くそウォーゲーマー日記

気を抜くとコレクターだよ人生は~時々プレイするウォーゲームとコレクションを中心に記録を残そうかなっと

決戦ガダルカナル ~ボードウォーゲームコレクション (成仏編その3)~

2018年09月25日 18時44分28秒 | ウォーゲームプレイ日記

2018年9月24日
プレイヤー:センパーさん、まつやまん
場所:某所

決戦ガダルカナル :


リメイク版が収録されたゲームジャーナル3号のページ http://www.gamejournal.net/item_list/gj_003/index.html

このゲームも未プレイコレクションで紹介する前にプレイできてよかった。ちょっと調べてみると1989年に発売されたようで、発売時に入手してから30年近く経っていることになり私のコレクションの中でも塩漬け期間がかなり長い方になる。購入早々ユニットを切ってHJのトレイに収納していたので、プレイする気満々だったのは間違いない。ただ、30年の間机の引き出しの中でユニットトレイはダメージを受けてあちこち割れていた。

今回、センパーさんからお誘いがあり、ちょうど出張帰りの翌日で予定を入れていなかったこともあり、プレイさせていただく事となった。今回もルールをインストしていただいてのプレイとなった。何しろ、何度かルールは読んでいるものの最後に読んでから少なくとも10年以上経っているだろうから、ほとんど何も覚えていない。かろうじて覚えているのは「大和と陸奥の登場にはサイコロを振ること」程度。センパーさんからインストラクションを受けながら、「アレ? 勝利条件って、ランダムに設定されるんではなかったっけ?」と季刊TACTICSのNo.6の付録ゲームとして掲載されていた「ソロモン空母線」と内容がごちゃごちゃになっていたほど。(アカンやん!) 余談だが、「ソロモン空母戦」もルールを読んでマップやコマを作ってプレイ準備万端にしたけど、結局未だプレイに至っていない。当時私はよほどソロモン戦役に興味があったのだろう。

で、サイコロの結果、私が日本軍を担当することに。以下、簡単にプレイの流れを書いておく。(メモを取らず記憶にたよっているので間違っているかもしれない。)

なんか、第一ターン、日本は何もやれそうにないんですけど....と潜水艦だけ張り切って出撃させたら、見事エンターブライズを撃沈してくれた。もう、これでゲームに負けても悔いは無い。さすが紺碧艦隊!(そんな艦隊は存在しない)

歴史に学んで陸戦戦力の逐次投入は避けて、陸軍ユニットが3ユニット貯まるまで待っていたら、内地から陸奥がひょっこりやってきて第ニ艦隊旗艦になるという幸運。この幸運を逃さないように、
 第一艦隊:機動部隊(翔鶴、瑞鶴、龍、その他護衛)
 第二艦隊:ガ島砲撃艦隊(陸奥、高速戦艦4隻、重巡いっぱい、駆逐艦沢山)
 第四艦隊:上陸艦隊(重巡、軽巡、駆逐艦それぞれチョビット+陸軍3と補給3)
を編成して、連合艦隊全力出撃。
 空母決戦で米機動部隊を蹴散らしソロモンの海は制したつもりだったのだが、陸軍ユニットは1ステップになってしまう(米軍基地航空隊の空襲だったか、水上戦闘の結果だったかは忘れてしまった)。その後の第二艦隊の怒濤の艦砲射撃で米軍基地航空隊を壊滅させ、日本陸軍が上陸するも、米軍は5ユニットが飛行場を守っており、上陸した日本軍1ステップは瞬殺され、上陸作戦は失敗に終わる。でも、補給ポイントは完全揚陸成功。空母戦、水上戦は負け知らずで比叡も霧島も無事帰投。この後、補給と整備のため第二艦隊から大型艦が抜けて第二艦隊は第二水雷戦隊になってしまったが、この二水戦、この後、ガ島へちょこちょこっと出撃して少し米海軍を削ってくれる。

再度、陸軍ユニットの増援を待って、艦載機も補充して全力出撃で挑むことに。でも、二回目は整備中の艦艇も多く艦艇が足りず、機動部隊と上陸部隊の2艦隊のみの編成とし、上陸部隊には艦砲射撃もやってもらう算段。果たして、空母決戦には勝ったものの基地航空隊を壊滅させることが出来ず。陸軍は3ユニット上陸できたものの補給物資はその3分の2(3ユニット中2ユニット)が揚陸を阻まれてしまう。米陸軍ユニット5対日本陸軍ユニット3の戦いで、双方補給物資をつぎ込んだのだが、1ユニットにまですり潰され、飛行場奪還は望めなくなってしまった。

9ターン目終了時点で、日本軍の損失艦艇は瑞鶴とDD1ユニットだけだったが、航空戦力の損耗が激しく、翔鶴、龍、瑞鳳の艦載機は全滅、飛鷹の艦載機半減、基地航空隊は零戦x4ユニット、一式陸攻1ステップのみ、という状況になってしまい、他方、ガ島には米軍5ユニットが健在なのに対して日本陸軍はゼロのため、日本軍には戦略的勝利は望めないと言うことで、ゲーム終了。なんか、米軍の方が補給ポイントが欠乏気味で、米軍にとって飢島の様なゲーム展開だった。

 最初、ゲームがどのように動くのかが上手くイメージできず手探りでのプレイだったが、後半はシステムも理解できて色々と考えるポイントがわかってきて面白くなった。機会があれば、またプレイしてみたいゲーム。


 なお、このゲームはリメイクされて、2002年発売のゲームジャーナル3号の付録となっている。オリジナルとルール、マップ、ユニットデザインも変更が加えられており、ユニットも鳥海、摩耶、利根、筑摩のレーティングが変更になっている。ゲームジャーナル版(GJ版)もプレイしてみたいとこ。また、季刊TACTICSの「ソロモン空母戦」はセンパーさんも気になっておられるとのことで、こちらもいずれ対戦をお願いしたいと思っている次第。



 

ゲームジャーナル3号の表紙(画像はゲームジャーナルのWEBより)



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