出戻り下手くそウォーゲーマー日記

気を抜くとコレクターだよ人生は~時々プレイするウォーゲームとコレクションを中心に記録を残そうかなっと

夜逃げが楽しい同盟軍(Star Wars Rebellion)

2017年11月15日 02時46分49秒 | ウォーゲームプレイ日記

ようやく念願のStar Wars Rebellion をプレイできました。
2回プレイしたのですが、2回ともルールブック首ったけで、よたよたとしたプレイになってしまいました。でも、お互いアクションを繰り返すごとにシステムの理解が進んで、何を目指せばよいかがわかってきて面白さが深まっていきました。今回は、2回とも同盟軍を担当しました。

 1回目は、秘密基地の移転(夜逃げ!)のタイミングと手順がわからなかったのもあり、帝国軍の襲撃を受けて、どうにもならず投了。逃げる算段をいつも用意しておく、最低でも帝国軍の侵攻を受ける2ターン前には夜逃げの準備を始めないといけないことを学びました。

 2回目は、秘密基地移転のタイミングと準備も理解してプレイに挑みました。
 なんと、第1ターンにいきなりモン・モスマがダース・ベイダーつかまって捕虜になってしまいます。いきなりの展開に唖然とする同盟軍プレイヤー(私のことね)。「護衛無しの単独行動は危険....護衛をつけておけば!」と悔やんでも後の祭り。

 「必ずお助けに上がります。しばしのご辛抱を。」と奪還を誓うも、モン・モスマはドロイドの拷問に耐え切れず、秘密基地のある星系を口にしてしまいます。でも、流石は最高司令官、モン・モスマは他に基地のない星系も2つ口にして、何とか帝国軍を攪乱しようと抵抗します。

 帝国はミッションカード「拷問ドロイド」を使い、ミッションに成功しました。同盟軍プレイヤーは秘密基地を含む3つの星系を答えなければなりません。秘密基地があったのは、NAL MUTTA。その他、基地の無いMON CALAMARIとENDORを答えました。これは、MON CALAMARIに関しては、ミッションカード「MON CALAMARIの支援」で、忠誠マーカーが配置され、以後、生産した戦力を配置することで秘密基地を守っているように偽装できること、ENDORについては、帝国のおひざ元でかつ辺境で、いかにも秘密基地がありそうに見えることが理由です。


さあ、いきなり序盤で秘密基地の場所が3星系に限定されてしまった同盟軍!
危うし、同盟軍! 早くも、夜逃げの準備に入ります。夜逃げの先は、BOTHAUWIに決定。

 BOTHAUWIを夜逃げの先に選んだのは、もともと、同盟軍の支配星系で戦力をどんどん増強しても違和感がないことと、夜逃げの際、NAL MUTTAから戦力を移動させても隣接星系なので、実際には基地防衛戦力の増強でも、見かけは基地から引き払った戦力の退避に見えて真の意図(基地防衛戦力の増強)を欺瞞できること、そしてなにより、まさか夜逃げで隣の星系に行くとは帝国側プレイヤーも思わないだろう、という狙いがありました。


そうこうしているうちに、ルークが登場し、とっととヨーダに会って、ジェダイに覚醒してしまいます。
帝国の「情報収集」ミッションはことごとくジェダイとなったルークとオビ=ワンに妨害されて、基地探査が全く進みません。しかも帝国側はいつまでたっても頼みのデススターの「スーパーレーザー作戦」カードが手元に来ず、これを発動できないため、マップ中央に陣取る同盟軍の戦力駆逐も進みません。ターンだけがどんどん進んでいきます。

帝国はようやく基地があると信じたENDORに攻め込みますが、そこはもぬけの殻、基地なんて欠片もありません。その前のターンに同盟軍が「迅速動員」カードで、ENDORと同盟軍の駐留するMUSTAFARの間のBESPINに5ユニットを送り込んだため、まんまと帝国軍はENDOREにおびき寄せられてしまったのです。

次に帝国軍はMON CALAMARIに侵攻しますが、ここにも基地はありません。MON CALAMARIにそこそこのおとり戦力を置いておく、という作戦が成功しました。しかし、これでとうとう同盟軍の秘密基地がNAL MUTTAであることがバレてしまいました。


同盟軍は満を持してBOTHAUWIに新秘密基地を建設し戦力を移転します。でもこの戦力移転は、帝国側プレイヤーには単なる戦力の退避にしか見えません。ここで帝国側は秘密基地のありかをようやく絞り込み、総攻撃をかけます。同盟軍も総力戦の覚悟を決めます。

ところが、帝国軍が秘密基地のありかと信じたのは、TATOOINEでした。やはり、まさか隣に、しかも帝国中枢に近づく側に基地を移転する、とは予想されなかったようで、この時点で帝国が勝利条件達成の可能性がなくなり、同盟軍の勝利で終了、となりました。

同盟軍のプレイは、「スコットランドヤード」みたいな部分もあって大変面白かったです。まだまだいろいろな展開があり、駆け引きができそうで当分楽しめそうです。
「夜逃げで帝国軍をだまくらかすのが同盟軍の醍醐味ですね」(なんか違うような気が....)

それから、プレイ後に、このゲームのエクスパンションキットが発売されていると教えてもらいました。アメリカのAmazonで入手可能だったので、早速ポチリました。到着が楽しみです。