出戻り下手くそウォーゲーマー日記

気を抜くとコレクターだよ人生は~時々プレイするウォーゲームとコレクションを中心に記録を残そうかなっと

EAST FRONT「イーストフロント【積み木の東部戦線】」 ~ボードウォーゲームコレクション (未プレイ編その16)~

2018年09月02日 11時09分52秒 | 未プレイウォーゲーム

 

 

(画像はいずれもBoardGameGeekのもの)

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アメリカ(創業はカナダで、後にアメリカに移転)のゲームメーカーColumbia Games社から出版されていた、積み木を使った第二次欧州大戦の東部戦線(独ソ戦)のゲーム。

ココで紹介するのは(コレクションにあるのは)第一版。現在は、戦域が広くなった(らしい)り、コマが増えたりした EastFront2 が発売されている。

Board Game Geek では、7.7の高評価を得ている(改訂版のEastFront2 は8.0 とさらに得点が上がっている!)

Board Game Geek の紹介ページ https://boardgamegeek.com/boardgame/77/eastfront

このゲームに限らないが、Columbia Games の積み木シリーズの特徴は、戦ってみるまで相手の戦力が判らない「戦場の霧」の再現と、ブロックを置く向き(どの辺が上になっているか)で損耗状態を表現する、「ブロックユニットの特長をうまく生かしたシステム」で秀逸だな、と思う。もしかしたら、Columbia Gamesが最初にカナダでスタートしたことで、森林資源の豊富な環境から積み木システムが生まれたのかも、と思う。

いいことずくめの積み木システムだが、唯一、ソロプレイがやりにくい(出来なくはないが、「戦場の霧」は機能しないので、雰囲気が全く異なるだろう)のが難点かもしれない。
私の現在の環境では、対戦相手は六角会にいらっしゃるので、ルールを読む時間の捻出のみがハードルなのだが、なかなかこれが難しい。
でも、これもいつかプレイしたいゲームの一つです。


The Second World War 「第二次世界大戦」 ~ボードウォーゲームコレクション (未プレイ編その15)~

2018年05月16日 01時28分38秒 | 未プレイウォーゲーム

(画像はBoardGameGeekのもの)

アメリカのメリーランドにあるゲーム出版社 One Small Step (OSS) から出版されている、第二次世界大戦の戦略級のゲーム。欧州戦域と太平洋戦域の両方を扱った世界規模で第二次大戦をシミュレートするゲーム。このゲームを日本で取り扱っている 小さなウォーゲーム屋 / PETIT WARGAME SHOP (http://petitslg.shop-pro.jp/?pid=127787364)では、

 「『第二次世界大戦』はヨーロッパ、北アフリカ、そして太平洋を網羅するキャンペーン・ゲームです。デザイナー自身、『Axis & Allies』と『World in Flames』の中間を狙ったと語っており、非常にプレイアビリティの高いゲームに仕上がっています。キャンペーン・ゲームのプレイには相応の時間(約15時間)がかかりますが、ヨーロッパと太平洋両方の戦域を比較的手軽に楽しめる、貴重な作品だと言えます。」

と紹介されている。

 もともと、第二次大戦モノに限らず、戦略級が好きなところに、第二次大戦の欧州と太平洋の両戦域を扱った戦略級と聞くと、どうしても手が出てしまう。やっぱりポチってしまった。

このゲームの日本軍の戦艦と空母のユニットを例に示すが、シルエットが美しい。20世紀のアメリカのボードウォーゲームのユニットのデザインは日本製のモノに比べてずいぶん見劣りしていたけど、今や、大変に美しい。しかもこのゲームの日本海軍の戦艦ユニットはシルエットが全て大和型になっている。空母はご覧のように全部赤城型になっている。大和型は本当は大和と武蔵の二隻だけ、赤城に至っては同型艦無し(関東大震災でダメージを受けて完成しなかった天城を入れても2隻)なのに、戦艦は6ユニット(=12隻)、空母も6ユニットも用意されている。いずれのユニットも2隻で1ユニットになっている様なので、最大で大和型12隻、赤城型12隻を持つ海軍を編成できることになる。なんか、大和型が12隻もいれば負ける気がしないし、さらに赤城までばんばん量産されれば、「この赤城量産の暁には...」と言いたくなる。実際には、シルエットに関係なくBBはどこの国も同じ能力のようだが....

ルールブックを眺めてみたところ、小さなウォーゲーム屋 / PETIT WARGAME SHOP の説明にある、「『Axis & Allies』と『World in Flames』の中間を狙った」というのは本当で、少し頑張ってルール読めば、手軽にプレイできそうな印象を持った。ただ、問題は、何時ルールブックを読めるのか、に集約されている。

このゲーム、出来れば、六角会でマルチプレイしてみたい。しかし、WW2の戦略級で欧州・太平洋両戦域を連結できるゲームには、 GMTの Europe EngulfedとAsia Engulfed のセット、Columbiaの Victory in Europe と Pacific Victory (2nd Ed. がもうすぐ発売でKickstarterでpledge済み) のセット、 もすでにコレクションの中にあるし、なかなか成仏させられないかもしれない....


Victory in Europe 「ビクトリーインヨーロッパ【積み木の欧州大戦】」 ~ボードウォーゲームコレクション (未プレイ編その14)~

2018年02月19日 19時57分50秒 | 未プレイウォーゲーム

(画像はBoardGameGeekのもの)

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カナダアメリカ(創業はカナダで、後にアメリカに移転していました)のゲームメーカーColumbia Games社から出版されている、積み木を使った戦略級の第二次欧州大戦のゲーム。

Board Game Geek の紹介ページ https://boardgamegeek.com/boardgame/157521/victory-europe

 積み木のウォーゲームで有名なColumbia Games社の第二次欧州大戦の戦略級のゲーム。クラウドファンディングのKickstarter で募集が始まって、早々に pledgeした。このゲーム、楕円形のマップを使ってプレイするのだが、Kickstarterのみで注文できる「通常よりも大判の一枚モノのマップ付の特別セット」を注文した。確かに注文したつもりだったのだが、どこかでミスしていたらしく、実際届いた商品は、単に通常版(ルールブックだけ、フッターに Kickstarter Versionと書かれている)で、大変がっかりした。Pledgeの履歴を見たら、確かに通常版でおまけ無しだった....課金も通常分しかなされていないので、損はしてないけど、ものすごく残念。


こんな地図を使うので、雰囲気だけでも楽しそう。(画像は、Board Game Geekのもの)

Boad Game Geekでは7.0と非常に評価が高いので、結構面白いのだろうと思う。手元のルール和訳(サンセットゲームズさんに頒布していただいた)は、1.0版の訳だと思うが、現在英語版は1.2版になっている。どうも、1.0→1.1→1.2と改訂を経るにつれていろいろな不具合が修正されて、発売当初よりも面白いゲームになっているっぽい。(未プレイなので当然伝聞形)

現代のウォーゲームとしては当たり前になったカードで歴史的イベント再現(発生時期や効果をゲームシステム側がコントロールする仕組み)するカードドリブンシステム(Card Driven System:CDS)と積み木が組み合わさったわくわくするシステムなので、面白いマルチプレイヤーゲーム(3人までプレイ可)になるだろう。

合宿でもしてプレイしたいゲームの一つ

Napoleon: The Waterloo Campaign, 1815 「ナポレオン:ワーテルロー会戦1815」~ボードウォーゲームコレクション (未プレイ編その13)~

2018年02月14日 05時18分00秒 | 未プレイウォーゲーム

(画像はBoardGameGeekのもの)

Napoleon: The Waterloo Campaign, 1815 (ナポレオン:ワーテルロー会戦1815) 【通称:積み木のナポレオン】:
カナダアメリカ(創業はカナダで、後にアメリカに移転していました)のゲームメーカーColumbia Games社から出版されていた、積み木を使ったナポレオン最後のワーテルローの戦いを模擬するウォーゲームの第3版。(現在は2013年に内容が刷新された第4版が発売されている。)

Board Game Geek のページ https://boardgamegeek.com/boardgame/1662/napoleon-waterloo-campaign-1815

 積み木のウォーゲームで有名なColumbia Games社のナポレオニックゲームの第3版。所謂、戦場の霧(Fog of War)を簡単に実現でき、しかもステップロスを積み木の向きを変えることで表現するというシステム。第2版はアメリカのAvalon Hill社から発売されていたので、80年代から2000年頃にかけてホビージャパンが輸入して日本語解説書付きで販売していた。当時のカタログの宣伝文句は、

「1815年、皇帝に復位し連合軍を撃破するためにパリを出発したナポレオンの作戦は、もう決まっていた。イギリス軍トプロシア軍が合流する前に、各個に撃破してしまえばよいのだ、と。では何故、彼はワーテルローの地に敗れ去ったのか。プレイアブルなこのゲームで、この問いに挑戦してみよう。」(ホビージャパンのカタログから引用)

となっていた。ワーテルローの戦いそのものとそのシミュレーションへの興味が掻き立てられるいい説明文だと今なら思う。でも、当時は、肝心の積み木のシステムのことが一切わからないし、カタログの写真では積み木を採用していることもよくわからず、他のゲームと違ってカウンターシートがないし、ゲームコンポーネントに対して不安を掻き立てられた。さらに、当時は、
 (分厚いルール)=(緻密なルール)=(正確なシミュレーション)=(良いウォーゲーム)=(面白いウォーゲーム)
という偏った価値観に支配されていたので、日本語解説書がファミリーゲーム並みの12ページしかないことで、「おこちゃま向けか?!」と全くのノーマークになってしまった。(若さゆえの過ち。自分がおこちゃまだった....今なら、上の等式の等号のいずれもに成立しない場合があることを知っているのだけれど。)

Board Game Geek(BGG)によると、もう少し細かく分けられるようだが、この積み木のナポレオンは、
  初版  1974年 Gamma Two Games
  第2版 1977年 Avalon Hill
  第3版 1993年 Columbia Games
  第4版 2013年 Columbia Games
とこれまでに4種類が出版されたらしい。
今手元にあるのは、Columbia Gamesの第3版。BGGによれば、第3版はユニットの数が最も多く、84個ある。第1版、第2版は48個らしい。
Gamma Two Games という出版社はColumbia Games社の前身らしいので、Avalon Hillから出ていた第2版以外は、同じ出版社から版を重ねて息長く発売されているので、高い評価を受けている良いゲームであるのだろう、と今なら想像がつく。

そのうちプレイしたいなぁ、と思っているうちに年月だけが過ぎていき、2013年には第4版が世に出てしまった。第4版はコマが58個と、第3版から大幅に減らされていて3版よりプレイアビリティを向上させつつ、なおかつ第1版、第2版よりもいろいろなエッセンスが再現されており、「シミュレーション性とプレイアビリティのバランスが一番良い」、という評価もあるようなので、第4版にも興味が沸くが、ゲームコレクターからゲーマーへのリハビリ中の身としては、まずは手元の第3版をプレイするべき、と踏みとどまっている。

まだ私は松山六角会でナポレオンものをプレイしたことがない(プレイされているのを見たこともない)ので、AHの戦争と平和(War and Peace)と合わせて、ぜひプレイしてみたいと思っている。

The Blocks of War Victory「ビクトリー:積み木の戦争」~ボードウォーゲームコレクション (未プレイ編その12)~

2018年01月26日 21時33分32秒 | 未プレイウォーゲーム

(画像はBoardGameGeekのもの)

Victory: The Blocks of War: Victory (ビクトリー:積み木の戦争) :
カナダアメリカ(創業はカナダで、後にアメリカに移転していました)のゲームメーカーColumbia Games社から出版されている、第二次世界大戦をモチーフに、積み木を使って架空の戦争を模擬するウォーゲーム。

Board Game Geek のページ https://boardgamegeek.com/boardgame/87/victory-blocks-war

 積み木のウォーゲームで有名なColumbia Games社の架空戦のゲーム。所謂、戦場の霧(Fog of War)を簡単に実現でき、しかもステップロスを積み木の向きを変えることで表現するというシステムで、第二次大戦頃の兵器体系での架空の国家間の戦争をシミュレートするというもので、積み木システムに興味があったので購入してみた。

 思い返せば、渡英中にこのゲームを購入したのだが、周りのイギリス人とプレイできると良いなぁと思って、コツコツとルールの和訳を作成して準備を整えたけど、彼らは「世界最強のビスマルクは我らがRoyal Navyが沈めた」とか「レーダーは我々が発明した」とか言う割には、アフターファイブはPUBでビール飲むばかりでボードウォーゲームには興味を示してくれなかった。仕方がないのでソロプレイをできるか、というとこのゲームはブラインド方式なのでそれもできず、結局木製ブロックをじゃらじゃら言わせてプレイする日を夢見る日々を異国で送った次第。
(なお、後日、ウォーターラインのKingGeorgeV世と大和を並べて「世界最大最強は大和」ぢゃ、と彼らに見せた)


(プレイ画像はBoardGameGeekのもの。こんな光景を夢見ていた。)

それからずいぶん年月も過ぎたけど、結局いまだに未プレイのまま。
帰国後に追加マップも、追加ブロックも、エリートブロックも買いそろえたけど、これらが日の目を見る日はくるのだろうか。
いや、必ず成仏させねばならない!