2018年3月15日
プレイヤー:センパーさん、全田さん、まつやまん
場所:高島屋屋上ビアガーデン
(画像はBoardGameGeekのもの)
ポケットインぺリウム (POCKET IMPERIUM) :
BGGの紹介ページ https://boardgamegeek.com/boardgame/147299/pocket-imperium
このゲーム、未プレイコレクションで紹介する前にプレイできてしまった。奇跡である。入手してから1年経ってないかもしれず、塩漬け期間も結構短い。
松山六角会の臨時夕食会(高島屋屋上のグリルアンドビアガーデンの前売り券が手元にあるので、有志で食事しましょう、と全田さんからお誘いがあり実現したもの)で、プレイしました。
当初はおとなしく食事会のはずだったのですが、センパーさんがゲームを持っていくという話をされたので、私も何か手ごろなものをということで「ポケットに入るサイズ」の「ポケットインぺリウム」を投入した次第。実際に会場に行ってみると、他にお客さんもおらず完全貸し切り状態。(なお、貸し切り状態とはいえ、一応、お店の人に許可取ってゲームやりました。)
ただし、昼間も夜も仕事でなかなかルールブックを読めなかったため、ご飯食べながら、ルールを読みながら1ターンまわしてみて、という泥縄・ながら族式でお試しプレイ。システムがわかったところで本プレイ開始。
料理の写真はありませんが、おいしかったです。
ゲームシステムは簡単で、
(1) 1.Expansion(増援) 2.Explorer(移動) 3.Exterminate(戦闘) の3種類のアクションをどの順番で実施したいか決めて、その順番にカード伏せて並べる
(2) 1枚目のカードを全員オープンして、1,2,3の順で実施
例えば、3番手のプレイヤーだけが 1の増援を選んでいた場合、3番手プレイヤーが増援を実施したのちに、2の移動を選択したプレイヤーが移動をプレイ、という次第
(3) 3人プレイの場合は、同じアクションを選択していたプレイヤーがいなければ、3アクション実施できるが、他に1人同じアクションを選択していた場合はそれぞれ2アクション、3人とも同じアクションの場合は1アクションづつ、と他人と被らせないことが大事。もしくは相手のアクションを殺すため、アクションをぶつけに行くというのもあり。
(4) 移動は2ヘックスまでで、途中で分遣、合流OK
(5) 戦闘は対象ヘックスを指定し、隣接ヘックスからいくつでも艦隊を流入させて良く、敵味方で最小の艦隊数(ユニット数)だけ双方除去
という、サイコロを使わないガチの読みあいゲーム...なのだが、三人とも初プレイなので相手の行動を読むことはあまりせず、自分のやりたい行動基準でアクションの順番を決定。
何度か中央の主星系の支配権をめぐる戦闘があったりして、サクサクと進んで、結果的には結構いい勝負。最終ターン僅差で1位と2位が決定。
なお勝利得点は毎ターン終了時に、各プレイヤーが順番に勝利得点対象のタイルを1枚ずつ指定し、そのタイル内の星系を支配しているプレイヤーにそれぞれ星系の規模に応じた得点(1or2点)が与えられる。最後に、中央の主星系を支配しているプレイヤーが得点対象のタイルをもう一枚選ぶ、という単純なもの。
お手軽にできる良いゲームでしたので、今後の例会で残り時間の消化用に毎回持参することにします。
2018年3月3日
アルンヘム強襲 (Storm over Arnhem) :
このゲームについては、以前に未プレイコレクションとして紹介していたのだが、ようやく松山六角会の例会でプレイすることができた。今回は、英軍を担当。独軍はセンパーさん。とにかく、初めてのプレイなので最初は勝手がわからず手探り状態だったが、それは相手のセンパーさんも同じだったようで、苦労しておられたようだ。ゲームが終わってお互いの感想は、「勝てる気がしなかった」で、奇しくも感想が一致したのが面白勝った。
写真は、初期配置終了後の状況
今回、初めてのプレイなので、アルンヘムの英軍の気分を味わえれば、と思って、ドイツ軍の初期戦力も増援も一切確認しなかった。1ターン目、英軍にイニシアチブがあり先攻なので、早速どのユニットを動かそうか/射撃させようか、と考えて思い当たった。「いやいや、これ英軍が先に手を出したら、ユニット裏返って防御力半減でタコ殴りされる状況になるヤン」と。というわけで、
「ひたすらパスを続けて、極希に訪れる好機に攻撃してドイツ軍ユニットを着実に減らしていく」
という、サナギマンの様なプレイをしないといけないことに気づいた。作戦級のゲームと違って、敵ユニットが交代したり全滅しても戦闘後前進がないのは最初慣れなかったが、徐々にシステムになれてくると、サナギマンに徹さないといけないことが益々身に染みて判ってきた。
今回のプレイだけかもしれないが、どこかのタイミング以降攻守が逆転して英軍が攻勢に出るといった潮目が変わるポイントはなく、とにかくサナギマンに徹するという展開だった。このゲームの英軍は、結局、堪え忍んで蜂の一刺しを狙う、というゲームのようで、今まで経験したことのないシチュエーションだった。かなり、精神的に重いなぁと思った。
結局、英軍がなんとか勝ったのだが、天王山だったのは、エリア29か30だったかの独3ユニット+HQが英軍の射撃で全滅したことだったのかもしれない。これで、英軍は北西からの圧力が消えてずいぶん楽になった。独軍担当のセンパーさん曰く、HQが吹っ飛んで砲撃できなくなったのが痛かった、とのことでした。あと、独軍の砲撃のサイの目が悪過ぎた嫌いはあったのではないかなぁとも思った。平均的にはもっと英軍が砲撃で吹っ飛ばされても良さそうだったし。
独軍を持つとまた違った印象を持ちそうなゲームで、いずれにしてもアルンヘムの状況が感じられるいいゲームだと思ったので、完全に成仏まであと数回はプレイが必要かもしれない。
アルンヘム強襲 (Storm over Arnhem) :
このゲームについては、以前に未プレイコレクションとして紹介していたのだが、ようやく松山六角会の例会でプレイすることができた。今回は、英軍を担当。独軍はセンパーさん。とにかく、初めてのプレイなので最初は勝手がわからず手探り状態だったが、それは相手のセンパーさんも同じだったようで、苦労しておられたようだ。ゲームが終わってお互いの感想は、「勝てる気がしなかった」で、奇しくも感想が一致したのが面白勝った。
写真は、初期配置終了後の状況
今回、初めてのプレイなので、アルンヘムの英軍の気分を味わえれば、と思って、ドイツ軍の初期戦力も増援も一切確認しなかった。1ターン目、英軍にイニシアチブがあり先攻なので、早速どのユニットを動かそうか/射撃させようか、と考えて思い当たった。「いやいや、これ英軍が先に手を出したら、ユニット裏返って防御力半減でタコ殴りされる状況になるヤン」と。というわけで、
「ひたすらパスを続けて、極希に訪れる好機に攻撃してドイツ軍ユニットを着実に減らしていく」
という、サナギマンの様なプレイをしないといけないことに気づいた。作戦級のゲームと違って、敵ユニットが交代したり全滅しても戦闘後前進がないのは最初慣れなかったが、徐々にシステムになれてくると、サナギマンに徹さないといけないことが益々身に染みて判ってきた。
今回のプレイだけかもしれないが、どこかのタイミング以降攻守が逆転して英軍が攻勢に出るといった潮目が変わるポイントはなく、とにかくサナギマンに徹するという展開だった。このゲームの英軍は、結局、堪え忍んで蜂の一刺しを狙う、というゲームのようで、今まで経験したことのないシチュエーションだった。かなり、精神的に重いなぁと思った。
結局、英軍がなんとか勝ったのだが、天王山だったのは、エリア29か30だったかの独3ユニット+HQが英軍の射撃で全滅したことだったのかもしれない。これで、英軍は北西からの圧力が消えてずいぶん楽になった。独軍担当のセンパーさん曰く、HQが吹っ飛んで砲撃できなくなったのが痛かった、とのことでした。あと、独軍の砲撃のサイの目が悪過ぎた嫌いはあったのではないかなぁとも思った。平均的にはもっと英軍が砲撃で吹っ飛ばされても良さそうだったし。
独軍を持つとまた違った印象を持ちそうなゲームで、いずれにしてもアルンヘムの状況が感じられるいいゲームだと思ったので、完全に成仏まであと数回はプレイが必要かもしれない。