月見のお宿

文鳥と猫の話題。お勧めどおり、気軽な日記として使ってみる。

口内炎の猫

2013-02-06 | 猫と遊ぶ
1年程前から、みなみが口内炎を患っている。

カリカリを食べている途中で悲鳴を上げて走り回る。
巨体が走り回るのだから、部屋中がパニックになり家が揺れんばかり^^;

部屋の隅っこや押し入れに逃げ隠れ、しばらく出てこない。

あの、食い意地のはったみなみが、ご飯を食べれないのだ。
あの、他猫のお皿に次々と顔を突っ込み、横取りしていたみなみが・・だ。

抱けない、爪は切れない、すぐに噛み付く猫だから、通院は猫タモを利用するのだが、
網の中で暴れまくり、必ずオシッコを漏らす。

カリカリオンリーなので、薬を与えるのも不可能。
ステロイドをうっても、1ヶ月しか効き目なく、しかも食べる量は以前の半分以下。



とうとう、体重は5kgまで落ち込んだ。
十分じゃないかと言う声が聞こえてきそうだが(笑)

薬の効き目のなさに、他に疾患があるのではないかと、血液検査やレントゲンを撮ったら、
心臓が悪そうと言われた。

エコー検査の出来る動物病院で、みなみの性格の悪さを伝え ←ヾ(・∀・;)オイオイ
こんな猫でも検査が出来るかどうかを問うた。

網に入っていたらなんとかしますよ。と返事を頂き、エコーに挑戦。
麻酔をかけたらエコーは取れないので、慣れていない猫は大変なのだ。

しっかりおもらしした、網ごと診察台へ。
顔を出してエリカラを付け、3人がかりで手足を抑える。

泣き叫び暴れるみなみを抑え、
「なかなか諦めない猫ちゃんですねー」と言われながら、
皮下脂肪の障害もあって、1時間かけてようやくエコー検査が出来た。

結果は、確かに心臓が大きめだが、動きも血流も正常値で、特に疾患はないとのこと。

よかった!

あとは口内炎だが、この時点での体重は4.9kg。
これだけあれば・・ね! と一笑された。

ステロイドと並行して、小児用のジスロを与えてみることにした。
甘いが、後から苦味がくるそうで、少しのカリカリにまぶして、それを食べてからカリカリを追加で与えた。

試行錯誤を重ねるうち、銀スプのスープに盛ると、結構飲むことがわかる。


最後にステロイドをうったのは、ゴールデンウィーク。
そして、ここ3ヶ月以上、ジスロも必要が無く、痛がらずに食べている。

スープは2皿おかわりするほど。
薬を入れないスープ2皿は、無駄というかとても不経済なんだけどな・・・

結局、体型はすっかり元通りになったのであった。



ドスコイみなみ、復活です


(記:2013年12月18日)


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