村上春樹が新作の長編小説を、
2月24日に新潮社から発売するそうです。
タイトルは『騎士団長殺し』
「第1部 顕れるイデア編」「第2部 遷ろうメタファー編」の全2冊。
タイトルからして、日本ではないどこかの時代物になるのかしらん?
あるいは異世界もの?
「殺し」とつくからには、ミステリーっぽいのかな?
などと、想像を刺激されます。
村上春樹さんの長編小説は、
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』以来
4年ぶり。
400字詰めの原稿用紙2000枚。
村上春樹さんは、毎日朝4時から机に向かい
10枚ずつ書くのだというから、
単純計算しても、200日。
それを何度も推敲して書き直すのだというから、
大変な労作ということになると思います。
もし、3回書き直したとしても、600日。
全面的に書き直すことはないでしょうから、
そういう単純計算は成り立たないけど、
600日と言えば、約2年。
その間に翻訳本やら、エッセイやら、
おととしの正月明けには、webサイト「村上さんのところ」を開くなど
小説抜きにしても、とても忙しそう。
それなのに2000枚の小説を書き上げるあたり、
さすが職業としての小説家です。