村上春樹原理主義!

作家・村上春樹にまつわるトピックスや小説世界について、適度な距離を置いて語ります。

村上春樹の新作長編小説が2月24日に刊行される

2017-01-11 09:36:10 | トピックス

村上春樹が新作の長編小説を、

2月24日に新潮社から発売するそうです。

 

タイトルは『騎士団長殺し』

「第1部 顕れるイデア編」「第2部 遷ろうメタファー編」の全2冊。 

タイトルからして、日本ではないどこかの時代物になるのかしらん?

あるいは異世界もの?

「殺し」とつくからには、ミステリーっぽいのかな? 
などと、想像を刺激されます。
 
村上春樹さんの長編小説は、
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』以来
4年ぶり。
 
400字詰めの原稿用紙2000枚。

村上春樹さんは、毎日朝4時から机に向かい

10枚ずつ書くのだというから、

単純計算しても、200日。

それを何度も推敲して書き直すのだというから、

大変な労作ということになると思います。

もし、3回書き直したとしても、600日。

全面的に書き直すことはないでしょうから、

そういう単純計算は成り立たないけど、

600日と言えば、約2年。

その間に翻訳本やら、エッセイやら、

おととしの正月明けには、webサイト「村上さんのところ」を開くなど

小説抜きにしても、とても忙しそう。

それなのに2000枚の小説を書き上げるあたり、

さすが職業としての小説家です。