ぼくぽてちん忘備録

a chainless soul
ずーっと夏休み

極月の5 キャスト

2019-12-16 13:55:00 | 日記




「家族を想うとき(sorry we missed you)」という映画を観てきた
私の独断と感想
ケンローチ監督は、社会病理を描くことで有名な映画監督で今回もグローバリストによるプラットフォームビジネスの闇を描いている
目立つ寄稿が政治思想家や経済学者のそれに目がいってしまう
映画そのものの見る側のものとしてのあるべき姿勢論になるが
私は、JOKER同様にやはり映画に寄り添ってみるべきであり、その演者が演じる各々の人間性、
その人間性に個性が宿りそれを見て監督の愛を感じるなと
私も反グローバリズムであり反プラットフォーマーではあるが、そういうこと、イギリスと日本の比較等々
各々の立場でこの映画を政治利用する前に、映画のイチお客様であってほしいと思う
お父さんの愛
お母さんの家族に対するプライド
お兄ちゃんも正常な思春期の行動なだけであるし
妹ちゃんも正常な承認の為の精神活動(わがまま)であると思う
但しこの上に存在するのが、理不尽で暴力的な貧困であるから問題である
さらに言えばお父さんが所属する運送会社の社長?店長?も貧困層である
その各人に対する監督の愛情が響き渡る秀逸な映画である
まず「映画の観客」であるべきだと思うし
ここを割愛して社会風刺し、皮肉るような
「社会の観客」に成り下がってはいけないと思う
先ず、良い映画だってば本当に

そういうこと

12/20追記
二分されている評論の違和感は家族という題材により、主眼がぼやかされていることかなぁ
どんな環境であれ
あの搾取は問題なんだよね
どんな恵まれた環境下であれ
彼ら家族愛は深かった
あの描き方だと、慟哭は観客に与えるものの、結論次第では苦難を肯定してしまうよにも取れる

だからこそ、グローバリズムを否定する題材にしてはならず、こういう映画こそ、大衆を愚民化し纏め上げ、グローバリストはこれをも利用する

社会問題と家族愛は、区分して観た方が、ケンローチに失礼に対して失礼もないと思う
追記以上






今週末から留学行っちゃう子からプレゼント貰った




自分で作ったもので即完売したんだってさ
お返しに宝くじをあげた
ソウルナンバー11ってこと教えたら何気に喜んでたと思う
邪気がなくてほんとによろしい
あなたは、空亡も厄も全て終わるからゆっくりお祝いしてきてください





いま今年最後の久里浜医療センターの待ち時間
ここだけは私を馬鹿にしなかった、43歳のおっさんの邪気が無くなった

で、世間に戻って馬鹿にされ、陳列され、晒され、比較されるんだよね
屈辱の中で馬鹿を演じるのは良いし、働かせられるのも良い、仕切られるのも良い
名監督であって欲しい






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