ぼくぽてちん忘備録

a chainless soul
ずーっと夏休み

【母という呪縛 娘という牢獄】

2024-09-14 06:21:00 | 日記
昔話執筆してたけど
これは参った
昔話作成に当たり一人称に困っていたんだけどメタに逃げ込むつもりもなく
「ジブン」を採用としていたけど二人称も「ジブン」を多用する私にとっては今も模索中

【代理ミュンヒハウゼン症候群】
この本、傾倒により、作者も対象者も混同する
P168から、著者の「混同」により迫力が増す
敢えて母心情に寄り添い抜粋する
P178金の問題もあるだろう「母娘」共犯に抵触していない本著の不備もあると思う(母の断罪に留まる)
P184は共依存を想起させる言語の限界を突破している
P220「母」が脅威に慄く
P228「母」の安堵
P236「娘」のひと時の解放
P243「娘」の余興
P255「父」の正体
前半に記述されているが父の懈怠=母の強化の正体が暴かれているがそこに焦点はない
加速性は完全に父の野放図にある
P269,270親子間の他者性に触れる

この母娘は兎に角頭が良い

どちらかの存在の消除(逆の殺人、どちらかの自殺)の完成で終わるしかない
例え娘が合格していようが終わんないよ

抑圧がなければ人間は馬力が出ねーのかと脱力する
私も身に覚えがあるから

【対抗する法曹】
この物語、法曹の同情のような描き方をされているけど決して違う
『令和3年1月26日 大阪高裁第3刑事部判決』
第1記載、原審を丁寧に否定する(しかない)高裁判事(第3以降)がこの物語の真だと言える

本書に戻り、
P270「最初に僕らにお母さんを殺したことを認めてくれたんやな」
P274「最後に訊くで。あなたに、良くも悪くも多大な期待をかけていたお母さんがいたね。」

「娘」を肯定してくれた本当の最初の大人だよ

私も記憶がある
「天野」という男にあったのは20代
気合い入れて初めて会った時
「スッキリした顔しとる!お前、顔スッキリしとる!」
その時の上司と言えばなんかくだらねー嫉妬の表情を出していた
おれはハナから敵視してたからどうでも良かったけど、
48年生きてきて「顔」、褒められたのは最初で最後かな

もとい、
母が娘をモンスターにしたのは、卓越した虚言癖だよ
どうか、どうかそれを凌駕してほしいと思う
出来なければ
本書、
P242~249、
または、
高裁判決第1イ、
「犯行について、不合理な弁解に終始しており、反省しているとは言えない」
原審の「娘」に戻ってしまうことだろう

もしかしたら、あんま嫌だけど繰り返してしまうかもしれない
あなたかなり頭が良いから
ウチで働きなよ
繰り返すならおれが良いよ
おれは母ちゃんみたいに弱くねーから 



という法廷にも来ない「アメばあ」の免罪の物語
くたばれババア

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