携帯電話にウイルスを飼ってみませんか？

コンピュータウイルスという言葉は誰でも聞いた事があると思いますが、そもそもウイルスとは時に病原性を持つモノが存在し、感染した宿主に影響（主に悪影響）を及ぼす、細胞を持たない小さな小さな構造体の事を指します。
（細菌とは違い、生物ではないのです）

参考：ウイルス - Wikipedia

この「ウイルス」に似た行動を取る、コンピュータ上で不正な処理を行うプログラムの事を総称して「コンピュータウイルス」と言います。
想定外の動作を勝手にして、コンピュータ内のデータなどを破壊するソフトウェアと言えば解りやすいでしょうか？というか、知ってますよね…。

この厄介な「コンピュータウイルス」は、インターネットが普及してから爆発的に増加しており、現在ではインターネットを媒介として増殖を行っているようなものでして、パソコンなどをインターネットに接続している限り、常にウイルスの脅威に晒されている事になります。

今では「ウイルス対策ソフト」も各種充実しており、必須なソフトとなっていますが、この「ウイルス対策ソフト」をもってしても、完全にウイルスを防ぐ事はできません。何故ならば、ウイルスが発生してからワクチンが開発される為、ウイルス発生初期段階では、完全に防ぐ事は不可能だからです。

何処かのCMで、お子様が怪しいメールを開いた時にお姉さんが「開いちゃダメ！」というと、そのお子様が「感染しないよ～だ！！うんぬん…」というモノがありますが、100％防ぎきれる事は、今の技術ではあり得ない事で、この企業は大嘘付きある事が伺えます。
（かなりの高確率で防いでくれると思いますが）


とまぁ、コンピュータウイルスというのは、簡単にこういう感じのものですが、元来主にパソコンが被害に遭っていたものなのに、最近は携帯電話に感染するタイプのウイルスが急増してきているそうで、注意が必要です。

日本での報告は知りませんが、日本の携帯電話にもROMの中身にプログラムが書かれているのは一緒であり、ここを書き換える事ができればウイルスに感染しますし、そもそも最近の機種はどれも「JAVA」というプログラミング言語で作られたソフトをユーザーが手軽にインストール出来るものばかりなので、余計に感染する可能性が高くなっていると言えます。

メールに関しては、パソコンと同様に知らない人からのメールは「見ない」「開かない」「受け取らない」の三原則は守った方が良いと思われます。

最近はウイルスメールよりも、出会い系詐欺のspamメールの方が急増中だと思いますが、所詮元の送り主はウイルス製作者よりも低レベルな犯罪者なので、ウイルスメールと同様に関わらない方が絶対に良いでしょう。

インターネット上で他人に被害を与える犯罪者は逝ってよし！(゜Д゜)クワッ!!


携帯ウイルス：累計で87種類、2005年から急増 (HOTWIRED) - goo ニュース