ぴぴぽんの「世の中を斬ってみる」 - 中国韓国の国家犯罪を暴く

世の中や自分の身の回りで起こった出来事を、主観と偏見で切り刻む所です。
(犯罪国家中国・韓国がメイン)

「のまネコ」の商標登録・著作権について考える

2005-10-02 | avexパクリ天国
あの自らが抱える著作物への侵害行為には敏感で、すぐに法的手段を用いて違法性を訴える傍ら、自らが別の第三者達の著作物への侵害行為をする事については「合法」と称する大問題企業「エイベックス」が、この度起こした著作権侵害事件「のまネコ」問題。

「のまネコ」に限らず、「エイベックス」の抱えるアーティストも色んな所でパクリ疑惑が浮上する程、この企業は著作物に関する考え方があやふやな事でも有名ですが、では、「のまネコ」が商標登録される事に対して、何処がどう問題になるのか、自分勝手に推測してみます。
(「のまネコ」問題に関する流れや中身については、最下段にある「以前の記事」を参照してくださいね)


まず、「のまネコ」というキャラクターは、インターネットで生まれ、色々な人に育まれてきた「モナー」というAA(アスキーアート:文字や記号だけで作られる絵の事)のキャラクターがその大元で、この「モナー」から発生したキャラの一部です。

「モナー」と「のまネコ」を実際に比べてみると、何処をどう見ても「モナー」=「のまネコ」でして、その全体像は目を凝らして注意深く見ない限り、違いは誰にも解りません。この為、「のまネコ」は「モナー」から発生するにあたり、大した改変らしき改変も受けず、決して別のキャラクターであるとは言えません。


つまり、「モナー」≒「のまネコ」という図式は絶対に崩れる事はありませんが、「エイベックス」はこの「のまネコ」を自社オリジナルのキャラクターだと主張し、現在もその考え方は変わってはおりません。

「のまネコ」が「モナー」のパクリと言われるのはこういう理由からです。

「モナー」はその性質の特殊さから、改変に改変を重ねられるキャラで、誕生してから今まで実に多種多様な改変を受けてきましたが、基本となる「ネコ」の姿はどれも一緒です。要するに、「モナー」が歩いたり走ったり、「モナー」が別のキャラに話し掛けたり、「モナー」が車を運転したり、「モナー」が何かを持ったり…と、色々なシチュエーションに合わせて、それを表現するために全体としてのAAはそれに応じて変わっていくのですが、「モナー」本体は動作が加えられるだけで基本的には変化しないのです。


さて、ここで「モナー」が何かを持つ事になったとしましょう。その「何か」とは、「お米ベースのお酒のビン」だったとします。それを表現するために、基本となる「モナー」のAAに、新たに作った「米の酒のビン」を追加します。…何かと同じになりませんか??


答えは簡単、「のまネコ」です。「のまネコ」そのものとなってしまいます。


「モナー」が「のまネコ」になる要因は、何も「米の酒のビン」を持たせる事だけではありません。Flashムービーに出てきた「のまネコ」の全ての仕草やシチュエーションがその対象であり、万が一同じ状態を「モナー」に演じさせてしまうと、その瞬間に「モナー」と「のまネコ」は同じモノになってしまいます。
(以下、両者が同じ状態になる場合を「米の酒のビン」だけに絞っております)

その状態を想像するに、誰もが「モナー」=「のまネコ」と思うに違いありません。では、ここで「のまネコ」が商標登録されている場合、何が問題になるかというと、「モナー」に「お米のお酒のビン」を持たせた状態を表現したかったのに、これを「のまネコ」と言われてしまい、「著作物を侵害した。賠償してもらおうか!」と言われても、全く文句を言えなくなってしまうという恐ろしい結果を招く可能性があるのです。

これは、著作権フリーの皆の「モナー」に対する表現の一部を規制されてしまったのと同じ事になり、結果その表現を「エイベックス」に独占されてしまう事に繋がります。

これを「エイベックス」が少しでも誇張して主張すると、「「モナー」は「のまネコ」のパクリであり、「モナー」を使う事は著作物侵害行為になる!」とされる可能性も決して低い事ではないので、下手をすれば「モナー」を使っただけで「エイベックス」から訴えられる事になるのです。
(「エイベックス」自体はコメントで否定しています)

ここまでなる事は実際には無いとは思われますが、上記の「モナー」に「米の酒のビン」を持たせると、「著作物侵害行為」にあたる可能性は極めて高く、「のまネコ」が存在する限りこの危険性は秘めている事になる訳で、事実上の「「モナー」の使用を規制する」事になるのです。

だからこそ、「エイベックス」が「「のまネコ」は「モナー」を規制する訳ではない」とコメントしても全く現実味が無く、社会に受け入れられなかったのであり、この件で自分達を正当化すべく何を言っても無駄であるという事は誰でも解るはずです。


つまり、商標登録さえしなければここまで問題が大きくならなかった。というのはこういう事からであり、実際に「モナー」などの既存のAAキャラを用いてグッズ販売をする業者もいますから、例え文句を言われたとしても「違法性があって問題になる」事にはならなかったはずなのです。

こういう特殊なキャラクター「モナー」から発生した全く変り映えのないキャラ「のまネコ」に対して商標登録するという事は、その時点で既に「モナー」をも独占しようとした。…と取られても、何ら不思議ではありません。

「のまネコ」は「モナー」から発生し、見た目もほぼ一緒な為に、オリジナリティは無く、よってクリエイティブでもありません。真の「クリエイティブ」とは無から作り上げるもの(独創性)。人からの盗作は良くても「チェンジ(改変)」の域を脱する事はできません。


皆のものを一社が独占しようとした為に、金儲けの事しか考えていないが為に、消費者をナメきった行動をしているが為に、ここまで問題が大きくなったのです。違いますか?「エイベックス」さん…そして松浦社長。


…他の方がどう思われるか知りませんが、これが「のまネコ」に対する個人的な感想です。

自分は昔から「モナー」を知ってはいますが、「モナー」のAAを直接書いた事はありませんので、とやかく言う立場にはありませんが、この問題は、何も「モナー」のパクリだからこその問題ではなく、もしこれが「モナー」でなく、ある一個人の著作物だったら、「エイベックス」はごり押しで自らの「著作物」としてしまう事になる訳でして(実際にそんな事件は起きておりません)、非常に恐ろしい事になる為、この「エイベックス」の一連の行為自体が問題だと思っています。

今回はその対象が大量のネットユーザーであり、消費者であったからこそ問題が大きくなったのでしょうね。…「エイベックス」もとんでもない人々を敵に回したもんです。やれやれ(笑)


「エイベックス社員に対する殺人予告」とか「社長宅に火をつける」とか「社長が一般人に対して脅迫」とか起こっているようですが、いずれにしても、「エイベックス」という企業の悪質な体制から生まれた自然な結果ではないでしょうか。まぁこの「犯罪予告」は実行されなかったので良かったのですが、「犯罪予告」を盾に、自分達の犯罪行為に対して反省の意を見せないのも稚拙さがにじみ出ており、「社長が一般人に対して脅迫」は、その悪質さを物語っていますし、幼稚で挑発的で犯罪的で、かつ消費者に対して軽視し過ぎ・ナメた態度であるという疑惑に対して裏付けできそうな事件の数々です。

ただ、その殺人・犯罪予告も中々怪しいもので、書き込んだホストが「エイベックス」が関係するプロバイダのものだったそうで、通報に至るまでのプロセスが出来すぎた内容だった事から、自作自演との声もかなりあります。

※「殺人予告」「犯罪予告」は犯罪です。絶対に止めましょう。


いずれにしても、「エイベックス」自体の考え方が完全に切り替わるか、もしくは「エイベックス」が消滅でもしない限り、「エイベックス」に対して怒りを覚え、憎しみを抱く人間は絶対になくならないという事を、「エイベックス」は知らなくてはなりません。


「エイベックス」がしている事は、盗作による著作物侵害行為であり、立派な犯罪です!


個人的な感想記事:
「モナー」と「のまネコ」は似ているのが真の問題では無い

関連記事のカテゴリ表示:avexパクリ天国

犯罪予告の情報:
「エイベックス社長宅放火予告」の真相は自演だった!?

関連記事:avex一株主の公式見解@mixi
前の関連記事:「のまネコ」の商標には罠があった
前の関連記事:avex社長様の公式見解@mixi
前の関連記事:これだからエイベックスは嫌われるんだ
前の関連記事:笑撃!やっぱり「あゆ」もパクリの天才
前の関連記事:あゆのコンサートには「のまタコ」を
前の関連記事:「のまネコ」は「モナー」のパクリでしょ?イェイ!!




「ぴぴぽん」を応援してくださる方、よろしくです!

「パクリはいかんぞエイベックス」と思った方はこちらをクリック
人気blogランキング

最新の画像もっと見る