風呂焚き

実家はいまだに薪で風呂を焚いています。
息子がこれに興味津々。大体今の子はまずマッチを擦ったことがない。マッチって何？てな具合。もう少し学年が進むとアルコールランプに点火するのに使うらしいのですが、まだ未経験。やってみたくてたまらない様子。しかも、細い木に紙で火を燃え移らせ、徐々に大きな木に点けていくという手順を知らない。火がついたら蓋をして若干小窓を開けると煙突効果で空気が流れ火が勢い良く燃えるなんて経験は皆無なので、おじいちゃんの風呂焚きを見て感動してました。
で、遂に今回の帰省で念願の風呂焚きを経験させてもらい、とても喜んでました。
いずれ薪割りも体験させてあげたい。

家がオール電化だと火すら見たことがない子供もいるのではないでしょうか？火の便利さ、暖かさと怖さを知る機会がないのは可哀想だと思います。
最近は大人でも若い人はどうやって火を熾したらいいか知らない人も多いとか。親父が嘆いてました。

ナイフで木を削り、ミスして手を切って刃物の怖さを知ったりという事もないんですよね。学校でも刃物持たせませんから。

一旦事があった時にこういった経験があるのとないのではずいぶん差が出るのではと思います。キャンプよりは登山でディープなアウトドア経験をさせた方がいいのかもしれません。

てな事えらそうに行ってますが、私もインドア派、あまり子供に経験させてなかったのでいい機会でした。