定年までに趣味を10コ

定年後暇を持て余さない様にするには趣味が10コ必要だそうです。打ち込める趣味を10コ見つけよう。

指輪物語

2010年05月17日 | 読書
大学時代、本屋でバイトしておりました。周りには大好きな本が沢山あり、新刊も発売日に入手でき、なければ自由に注文できる(当然お金は払いますよ)という夢のような状況に居ました。

そこのバイト仲間(女性)が休憩時間に何だか面白そうな本を読んでいます。何を読んでいるのか見せてもらうと、J.R.Rトールキン原作、瀬田貞二訳の「指輪物語」でした。
ファミコン全盛の当時、結構ファンタジーものが出ていてこのジャンルは好きでした。「指輪物語」の存在は知っており興味はありましたがまだ読んだことはありませんでした。
読みたいと思ったら我慢できない性質なので早速注文、全巻6冊揃えました。

それから20年以上が経ちましたが、卒業と同時に実家に送った荷物にまぎれてすっかりどこかにしまい込んでしまったこの本、実は1冊目「旅の仲間 上」の1/3ほどまでしか読んでませんでした。
そうこうしているうちに映画になり、本を読む前に内容を映画で知る始末。読書家の風上にも置けませんね。

ところが先日実家に帰ったときに探し物をしていて偶然発見、読んでみたいという思いがこみ上げて持って来る事にしました。当時の栞がそのまま挟んであり、ああ、ここまでしか読んでなかったんだと改めて確認。中を見ると字が細かい!今の文庫本の2/3ほどの活字の大きさです。それで6冊あるんですから超大作です。
昭和52年初版発行、現物は昭和62年 第9刷でした。
20数年の時を経て、あの頃の思い出をふりかえりつつ読もうと思っています。でもまだ読んでない本が20冊近くあるので、当分先ですね。

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