ピンズ屋のひとりごと

オーダーメイド専門のピンズメーカー「ピンズファクトリー」のスタッフが、交代で日常を語っていきます。

☆あなたの真実☆

2007-10-12 17:25:59 | Weblog
天高く女子肥ゆる秋、みなさんいかがお過ごしでしょうか。ハナこわっぱです☆
勿論、秋と言えば“食”だけでなく、芸術や読書の秋でもあります。

この季節、休日に公園のベンチで本読んだらさぞ気持ち良かろうなぁ・・
と思えど、休日は日光で読書が読めるような時間は起きていなかったり、
することが稀に、いや時々、どうかすると大抵なので
そんなメルヘンワールドな光景は夢見るだけで精一杯☆

そんな頽廃☆07秋ですが、先日「秋の夜長に生のJAZZを聴きにいかない?」と、
素敵なお誘いが。
山手線のとある駅で待ち合わせ、
てこてこ歩いて、我々はおんぼろビルの地下1Fへ。
隣はかなり年期が入っているであろうスナック、
目指すお店は特に看板も無く、小さなドアがあるばかり。
頭を“?”で一杯にしながらも、Open the door・・
そこに待ち受けていたのは、30年程時間がとまったような
総面積8畳!みたいな、席はベンチに座布団!みたいな、
でも缶ビールは800円!みたいな、異空間。
店長さんは草間彌生並の漆黒ヘアーを
輪ゴムで2つ結びにした、ハスキーボイスが印象的なママさん。

その日はピアノ&トランペットのデュオだったのですが、
プレイヤーまで1mチョイの距離。
ぼったくり缶ビールをちびちびやりながら、
生演奏に酔いしれていたその時、
おもむろにお箸と紙皿が配られ、
奥からママが次々と大皿で料理を運んで来る。
運ばれてきた料理10品以上、しかも手作り。
イカ大根、肉じゃが、ポテトサラダ、混ぜご飯
モンブラン(何故か最初の方にでてきた)
手羽先煮込み、お漬物、まぜご飯etc・・
なんかもう、缶ビール高いとかいって私が間違ってました!
みたいな。
こんなアンダーグラウンド空間で、お袋の味と
出会うなんて。肉じゃが、実家と同じ味でした。ホロリ☆

生演奏と手料理に、いやむしろ手料理に
拍手をして帰った秋の夜でした。

PINS FACTORY(ピンズファクトリー)は
ピンズ・ピンバッジ製作のプロフェッショナル集団です。
http://www.pins.co.jp
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