攻撃的ミッドフィルダー

それは先月の週末のことでした。




１人暮らしをしている友人の家で、大学生のような宅飲みが開催されました。




６人の男だけでお酒を囲み、過去の話しや仕事の話し、社会への不満、明日の天気、占いの結果、好きな人のしぐさ、今ハマっているドラマ、などなど最後の方は女子会で出るような話題で盛り上がりました。




そうこうしているうちに、１人また１人と帰っていき、結局最終的には３人が残りました。




家主、僕、友人A。




僕は人の家だとなかなか眠れないという、変なところでデリケートな所があったので家主を誘いゲームをやって始発を待つことにしたのですが、友人Aは限界だったのかソファですやすやと眠り始めました。




しかし。




なんだろ。




別にこいつ不細工じゃないんだけどな。




うーん。。。




寝顔、神がかってるな。




いかんいかん、人の顔をそういう風に思うのは良くないことだ。




うん、忘れよう。




その時でした。




友人Aが目覚め、今何時？と。




すかさず家主が、笑いながら




お前の寝顔、人三化七(にんさんはげしち)だな。と言いました。




その時はどんな意味なんだろうって思うより、眠いという感情に支配されていましたので、全く気にせず、そろそろ始発も動くし早く帰りたいしか頭にありませんでしたが、帰りの電車で気になり始め調べてみると。




「(人間らしい部分が三分で化け物のような部分が七分の意）顔かたちのひどく醜い人」




言いすぎだろ。




良く聞く、お前って毒舌だよなーーというセリフ、はたしてどこまで許されるのか。そんなことを思わせる今日この頃、というお話しでした。




スレッガー中尉