ピンズ屋のひとりごと

オーダーメイド専門のピンズメーカー「ピンズファクトリー」のスタッフが、交代で日常を語っていきます。

☆とーしの始めの☆

2010-01-15 15:53:12 | Weblog
ためしーとてー。遅まきながら、
新年、明けましておめでとうございます。
って、ほんとに遅くなってしまいました。ふがふが。

さて、すっかり書評となりつつありますが
2010年一発目は、コレ↓↓


水木しげる/河童の三平
(実際読んだのは、画像の編集版ではなく全4巻のほうだったのだけど
 画像が見つからなかった・・・)

3月から朝の連ドラで「ゲゲゲの女房」が放映されますよね!という、
旬な理由ではなく、我が漫画師匠から「次はコレじゃ!」と貸してもらったのである。
今まで、水木漫画は昭和史とか総員玉砕せよ!とか
しげる的、従軍時代に基づいたものしか読んでこなかったのですが
河童の三平、すげーすげーよかったぜ☆
三平くんは勿論のこと、狸や死神に小人と脇役たちの
なんともいえない愛嬌のある様もよかったし、
全編を通して流れる、懐かしさとも寂しさともつかない静かな空気は、
数ある本の中でもなかなか見つけられない、不確かで確かな何かであった。もにょもにょ。
わりとあっけなくラストは訪れるのだけれど、その飾り気のないストンとした終わり方は、
妙な余韻を残し、読み終えてしばらくたった今日も消えずに
心をふるふるさせるのである。
狸くん、うちにもきてくれないかなぁ。


おハナでした。

PINS FACTORY(ピンズファクトリー)は
ピンズ・ピンバッジ製作のプロフェッショナル集団です。
http://www.pins.co.jp
コメント
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