昏

昨日ぐらいから徐々に気候に慣れてきたみたいな。
寒さそのものも少しゆるんできたせいもあって。
雲は多めだけど、透明感のある白いウロコ雲だったりする。
柔らかい陽ざしがあると、体感的にもかなり楽な気が。

そんなわけで、昨日の午前中は物置きの整理にとりかかる。
父の遺品はなかなか捨てられない。
亡くなって四半世紀たとうとしているのだけど。
母の遺品も、母の部屋にたっぷり残っているのだった。

何とかモノを減らしたい一心で、カセットコンロをひっぱり出した。
カセットコンロ用のボンベが4,5本、10年以上も前から残っていて、
捨てるに捨てられず。燃焼させると爆発でもしないかと心配になる。
中身が入ったままでは、ゴミの日に出すわけにもいかないですよね。
震災の直後、ガスが復旧しない時にはずい分お世話になったコンロ。
都市ガスの節約にもなるし、食卓にセットしてお湯を沸かすのに使うことに。

そんなこんなで、物置を片付けるというより、必要品なのか見分けをつけるべく
箱の中をのぞいているうちに時間がぶっ飛んでしまう。
わっ、10時半やん！　午前中に眼科に行こうと思ってたのに。
今まで普通に薬屋さんで買えてた目薬、先日から眼科の処方箋がいることに。

チャリを飛ばして駆け込んだ眼科の待合室。結構混んでいた。
やけに手際の好い病院で、視力検査から先生の診察、と流れ作業的に進む。
あー、午前中に終わってよかったと喜んで、隣りの薬局に処方箋を持っていく。
そこで白衣を着て出迎えてくれたのは、以前PTA活動で一緒だったお母さん。

特に仲が良かったわけでもなく、でも明るくて感じの好い彼女。
でも、今ここで会いたかったわけじゃない。
今度からは別の薬局で目薬を買おうっと。
処方箋さえあれば、どこの薬局でも買えるんだから。