
「ストウブ」
最近、ルクルーゼよりも人気があるようです。
私も数年前まではルク使用者でしたが、このストウブに出会ってから、ルクはシンクの下に
眠ってしまっています。
ルクとの違いはいくつかありますが、ストウブは無水料理ができるという点が大きな違い。
余分に水を加えず、加熱時間が短くすむので、食物の栄養分を逃さずに調理できるんです。
ストウブの特徴は、蓋の裏側のピコという突起。
これが蒸気を循環させてくれるので、 ローストビーフや野菜をオーブン調理するときなど、
うまみを逃さずに素材に封じ込めることができるのだそうです。
また、ルクルーゼに比べストウブはかなり頑丈。
ルクのふたのつまみの耐熱度は 230℃ですが、 ストウブは 何度でも大丈夫だそうで、
直火にかけていたものをそのままオーブン調理したり、クープぱっくりのカンパーニュを
焼く時にも大活躍します。
お手入れに関してもルクよりも簡単。
ルクの内側は基本的につるつる白仕上げですが、ストウブは黒いザラザラ仕上げでくっつ
きにくく汚れにくいんです。
ストウブは再利用鉄を一切使っていないのに対して、ルクは再利用鉄を使っているとか、
ストウブは食洗機可に対して、ルクは不可 。ストウブはエマイユ加工、焼付けを3回と
あるのに対して、ルクは2回以上・・等など、ルクよりも優れている点が多いかと思い
ます。
フランスではプロユースで90%のシェアだというのもうなずけます。
その機能の高さを評価されているからなんでしょう。
まだストウブをお持ちで無い方はぜひ!!

今日はこのストウブのココット 18センチで炊いた、黒豆入り十六穀ごはん。
ご飯がきれいなうす紫色に染まりました。
これは黒豆の皮に入っている黒豆ポリフェノール「 シアニジン」の色。
栄養たっぷりの自然な色なのです。

(材料)
お米 2合
水 460㏄(十六穀米を入れるので通常より60cc多めです)
十六穀米 30g(はくばくの「十六穀ごはん」一袋)
乾燥黒豆 50g
塩 小さじ1
日本酒 大さじ1
(作り方)
1 黒豆を水で洗い水分をきれいにふき取ってから、フライパンで表面の皮がはじけるまで
5分くらい乾煎りします。
2 洗ったお米と1の黒豆、十六穀米をストウブにいれ、水を加えて30分~1時間ほど浸けてお
きます。
3 2の鍋に塩と日本酒をいれ、中火にかけます。ふつふつと沸騰したら蓋を閉めて弱火で
15分。 (ここでおこげを作りたい場合は最後に強火で30秒)
そして、火を止めて15分蒸らして出来上がり。