ドイツW杯 応援についてポジってみる。

ジーコ代表についてはいろいろネガティブな記事を書きましたが、今回は無理矢理ポジるのではなく、４年に一度なんだから楽しもう！と気持ちを切り替えてみようと思います。

オトナですから。

楽しもう、と思ったのはこんな経験を思い出したから。
（先に言っときます、長くなるよｗ）

４年前の日韓W杯でこんなことがありました。

私の会社は少人数で、大手の何百人、何千人という規模の会社とはオフィス環境がかなり違います。（と思う）
で、日本代表の試合が始まる頃、私とサッカー好きの同僚２名の計３名で社長室へ。
「あのー、そろそろ日本のゲームが始まるので、TV見せてもらえますか？」
と、３人揃って代表Tシャツを着て。

大企業では考えられない「アリエナイ瞬間、ガアル。」ｗ
by"Amazing,ちっさい会社"

そんなサムライブルーな応援準備万端の３人を見て社長もダメとは言えず、
「４年に一度だから見なさい。あ、残業は２時間分引いておけよ（笑）」
そして社長室のソファーを観戦用に移動。
さらに社員ほぼ全員を巻き込んで（←だめじゃん）ニッポンコールをしました。

それが４年前。
これだけなら「アットホームな会社だな」で終わるのですが、そうじゃない。
みんなが「がんばれ！」とか「惜しい！」とか応援している最中、サッカー好きの同僚２人のうちの１人の応援の仕方が・・・

「イナ！なんで（ボール）取りに行かないの？ダメじゃん！」
「アレックス、前開いてるじゃん！もう、何やってんの！（怒）」
「あー、今日は始まる前から勝つ気がしない。」

・・・

たった一人が怒鳴るたびに一瞬静寂に包まれる社長室・・・

まあ、今で言う「ヤジ厨」ですな。

その時思ったことは、
・あれは応援じゃない。
・その女性社員とは一緒にサッカー観戦したくない。


あれから４年後、あの時のことを思い出したわけです。

４年に一度、ネガってちゃ面白くないな、と。
散々皮肉ってきましたが、何を言ってもメンバーは変わらないんだし、「お気に入りの選手が出ないから応援しない」じゃつまらない。

選ばれなかった選手たちの悔しい思い、そんな選手を支えてきた家族や関係者の無念、そしてサッカーを愛するサポーターの思い、そんないろいろな思いを背負ってがんばってほしいな、日本代表には。
それをプレッシャーに感じすぎて押し潰されるのではなく、それ以上に「日の丸を
背負って戦える」という誇りを胸に全てを出し切ってほしい。

TVの向こうには届かないかもしれない。だけど、そんな日本代表を後押ししてみよう、そんな気持ちになったのでした。

こんな気持ちになれたのは４年前の出来事だけじゃなく、何よりもフロンターレを応援するようになったからこそそう思えるようになったんだと思います。

ということで、代表ネガ厨は卒業し、楽しくドイツW杯を応援します。
ビール・ウインナー・ポテトを目の前に並べて。

あー、ワクワクしてきた、ドイツ風宴会。（サッカーじゃないのか！）

がんばれ！ニッポン！
ほおばれ！フランクフルト！
飲み干せ！その他雑種！

・・・せめて発泡酒・・・