はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

「チェ 28歳の革命」

2009-02-09 19:43:22 | 記録:映画
プチ旅行2本目。

珍しく、おすぎさんが紹介する映画で「確かに良さそう」と思った久々の映画だった
2部作あるのでまずは1本見てみることに

ただ、チェ・ゲバラはミュージカル「エビータ」で興味を持つまで存在も知らないほどの知識
あれを見る限り、(例えがいいかどうかはわからないけど)ヒトラーのように、残酷で、カリスマ性のある情熱的な演説で人々を煽動した・・・と思っていた。

ストーリーは・・・(以下ネタバレあり)
1955年、貧しい人々を助けようと志す若き医師のチェ・ゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)は、放浪中のメキシコでフィデル・カストロ(デミアン・ビチル)と運命的な出会いを果たす。キューバの革命を画策するカストロに共感したチェ・ゲバラは、すぐにゲリラ戦の指揮を執るようになる。(シネマトゥデイより)

ジャングルの中で、ラテン系の熱い顔の人たちがず~っと戦っているので、正直「この人誰だっけ」と思うことが多々ありましたが・・・結構こういうドキュメントタッチの作品は好きです。
現代をモノクロで、革命時代をカラーでという演出も斬新でわかりやすかった

映画を見た後、はぎおの思うゲバラとは全く違うものだった確かに一つの信念を持つ熱い人だけれど、医師ということもあるせいかとても知的で冷静に物事を見ている・・・そんな印象を持った。
革命後、国連で各国から批判を浴びる中、皮肉を交えつつ冷静に反論する姿は、まさに「カリスマ性」を感じた。

戦いや革命が素晴らしいとは思わない。でも、上に立つ人はあれくらいの度量がなければ・・・と考えさせられる。

演じたベニチオ・デル・トロがまた素晴らしく革命の熱い時代、成功した後の少し苦悩が見え隠れする時代、まるで本物のゲバラを見るようだった。

それにしても、世界には、あれだけ熱く国を思う人々がいるんだなぁ。というより日本が冷めすぎているのかな・・・

ただ、他の観客の方も言ってましたが、「面白かったけど、次ぎ見るには勉強不足過ぎた」同感です本当は2部をこの後見る予定だったけど、もう少し間を空けてぜひ彼の生涯を最後まで見たいと思います。


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