はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

「御宿かわせみ」

2014-09-28 10:38:04 | 記録:歴史・時代劇

またまた「時代劇」話ですけど

 

不朽の名作と言っていいでしょうね。
未だに人気の高い

「御宿かわせみ」

小説はもちろん、何度もドラマ化・シリーズ化されてます。熱狂的はファンの方には怒られそうですがちょっとだけかじってるはぎおも感想を書いてみようかと。
まずは、わかる範囲で表にしてみました↓

 

実は、一番人気の高い①は、当時全く記憶になくて、②のスペシャル版で初めてその世界観に触れました。
今まで見てきた「勧善懲悪」とは若干異なる、しかも、女性の目から見た「大人の時代劇」という印象でした。

当時、橋爪淳さんが好きでねぇ
で、小説の設定でもある「一つ年上」のるいさんとの雰囲気もぴったりだったかなと。
スペシャル2作で終わったのがもったいない感じで。

 

その後、③を見たのかな。
沢口&村上コンビのバランスがあまり良いとは思えなかったんですけどやっぱりついつい見ちゃって。
後から知ったのですが、①で、村上さんは、仮面ライダーでデビュー後、次の作品だったようですね。それはまた後ほど。

 

一番じっくり見たのは④でしょうか。
原作ファンからはどうも不評のようですが①同様NHKの作品ということもあり、世界観は巧く描けてたんじゃないかなぁ。
高島&橋之助コンビのバランスも悪くなかった気がするし。
なにより、「婚礼」まできちんと描いてくれて、すっきりした感じで。
お兄さんの言葉に、ついついはぎおも号泣~

 

そして①。
未だに「かわせみ」といえば、多くの方にとってこの作品が思い出されるようですね。
小野寺さんと言えば、はぎおにとっては「殿下」なんだけど、それとはがらっと印象の異なる、男気のある「江戸っ子」気質の雰囲気が意外とお似合いで。
源三郎役の山口さん。こちらもはぎおにとっては『大岡越前』の「いつも叫んでるワガママ将軍様」のイメージが強かったので、堅物で冷静な役柄が新鮮で。何より、「立て板に水」のごとくセリフを話す姿が強烈に残りますね。

そうそう、デビュー間もない村上さん。第1シリーズに岡っ引きの役で出演してるんですが、まぁヒョロヒョロっとして声も幼くて、はっきり言って全然お芝居もできてない(まぁ、芸達者に囲まれてじゃ、確かに気の毒だったけど)
その後、必殺の「政」を皮切りに、今では時代劇スターになっちゃったやっぱりあの人は、武士の髷に着流しがお似合い
経験・月日が成長させたんでしょうね~

 

原作はあまり読んでないんですが、ドラマでは意外と東吾さんのお兄さん役、通之進ってあんまりキャラが定まってないんですよね。
①は江戸っ子、べらんめぇ調の口調で、厳しくもありその中でみせる優しさもあり。田村さんが好演でした。
②はすっごく渋い印象。やっぱり根津さんの苦み走ったイメージが強いのかな?
③はちょっと軽い(軽すぎる)感じ。これも津川さんのイメージかなぁ。
④はまぁ二枚目で、貫録というよりは淡々とした穏やかな感じ。結構お茶目で笑わせてもらいました。

比較してみると、田村さんの感じなのかなぁ。でも草刈さんも捨てがたい。

 

ドラマを見た限りですが、とても印象に残っている話は

一番は「卯の花匂う」ですかね。
「女難剣難」「狐の嫁入り」「秋色佃島」「お役者松」「花冷え」「白萩屋敷の月」「源三郎祝言」そして「祝言」・・・
あげればきっとキリがないんですが、映像で見たものって印象に残りますね。

 

原作は未だに続いていて、しかも、主人公たちも世代交代しているのってスゴイですよね。長期連載のなせる業。(未だ現役の平岩先生がすごい
でも、源三郎は殺されちゃうし、東吾さんも行方不明ってちょっと残酷じゃないですか、先生

それを昨年、ドラマ化してくれた時代劇チャンネル、素晴らしい試みだったと思います。
しかも、①の出演者たちが30数年後、引き続いて演じる、という強いこだわりが素敵だなと。(セットはこだわり過ぎて、立派過ぎるように見えたけど


コメント (2)    この記事についてブログを書く
« テニス 。 | トップ | どうしてこう・・・災害続き 。 »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
真野版かな・・・ (リューザキ弾正)
2014-10-04 08:53:45
いろいろバージョンが作られている中で、
真野版が、一番しっとりとした味わいがあったように思えます(思い出補正含有)

確かに、高島姐さんバージョンは、婚礼まで描いてくれたので、完結した満足感が得られますね。

・・・で、未だ書き続けられているのにビックリ(^^;)
まぁ、次世代っぽいですけど。
SPは、見ました。
旧作と、ちゃんと繋がる展開&キャスト再登場が良かったです。
(半数以上寿命終了のお知らせでしたが)
続々編は製作されないのかな・・・
原作は読んでいませんが、殿下(違っ!)は、やはり生きているのではないかと思えるのですが・・・
返信する
Unknown (はぎお)
2014-10-05 00:03:45
>リューザキ弾正さん
こんにちは。

今改めて真野さん版(特に第1シリーズ)を見ましたが、「大人っぽさ」という点では一番かもしれませんね。
あのまま、「婚礼」まで制作されてれば、昨年の新作もすんなり見られたのでしょうけど・・・あ、当時はまだそこまで描かれてなかったのかな?!

どうも、昨年の様子では「続編」を考えてたようですが、さて、いつになることやら(;^_^A
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

記録:歴史・時代劇」カテゴリの最新記事