何に関しても知識の浅いはぎお。
てっきり地元に「ベルリンフィル」が来ると思い、そそくさと申し込んだのですが・・・よくよく考えると
『ベルリン交響楽団』
ちょっと違いました
でもでも、半世紀以上にわたって音楽の本場で活躍している交響楽団。
なじみの「広響」とどんなに違うのか、それを味わって見たいと思い楽しんできました
音楽ホールとしては全国的にも自慢できる・・・と思ってますが、なにしろ田舎です。
自分自身を含め、客層を見ながら「大丈夫かなぁ」と若干心配に
だって、クラシックを聴くマナーがイマイチわからなくて
ま、2階の一番後ろだし、皆さんのやってるように拍手すればいいかなぁ~と思いつつ、始まりました。
指揮は リオール・シャバダール氏
経歴を見ると、すごい人のようです・・・がお姿は、お腹がぼってり、短足の、まんがのキャラクターみたいな方で
それでも、指揮棒を下した瞬間、迫力のあるサウンドが。
ホールの音響のせいもあるでしょうが、楽器一つ一つの音がクリアに聞こえ、パワフルかつ繊細な音楽が耳を流れます。
曲目はこちら↓
①エグモント序曲 (ベートーヴェン)
②ピアノ協奏曲第五番「皇帝」 (ベートーヴェン)
ピアノ:ヴァレンティーナ・リシッツァ
~アンコール~
12のエチュード OP.25-1
12のエチュード OP.25-12
12のエチュード OP.10-12「革命」
(ショパン)
③交響曲第六番「田園」(ベートーヴェン)
~アンコール~
フィガロの結婚 序曲 (モーツァルト)
ハンガリー舞曲 第五番 (ブラームス)
エニグマ変奏曲 ニムロッド (エルガー)
アンコールを含め、盛りだくさんの内容でした
ベートーヴェンはさすが、本場のオーケストラということもあり、本当に「本物」を聞かせてもらったような気がします。
正直、「田園」はもっと全体的にのんびりした感じかと思いきや、第四楽章「雷雨、嵐」などは、本当に雷雨にあったような衝撃感で、テンションあがりました。
考えてみれば、のどかな田園風景も、天候に左右される・・・そういうところも含めてイメージして作られた交響曲なんですねぇ。
(小学生のような感想で申し訳ないです)
ピアノのリシッツァさんは、お若い女性なんですけど、体格が(かなり)良いせいか、男性並みの力強さと繊細さで聴かせてくれました。
特に、力強さでは、鍵盤をたたく音が2階席まで聴こえてくるほどのパワフルさ
初めて聴く曲、なじみの曲、どれもこれも、まるでドルビーサラウンドで聴いてるような心地よさ
敷居が高い気もしましたが、やはり行ってよかったです。
全国縦断するようですが、近隣では地元と岡山だけだったみたいで、遠方から来られてる方も多かったようです。
良いものは聴いておくべきですねぇ