桐朋学園音楽部門創立60周年記念のコンサートに同窓の友人と出かけて来ました。
7月の先行予約はしたものの、詳細はよく把握しないまま出かけたのですが、一言で言って素晴らしいコンサートでした!!
最初は徳永二男さん、豊嶋泰嗣さん、店村真積さん、堤剛学長のカルテットでハイドン「ひばり」さすがのアンサンブルと形式の美しさ。
次はオケメンバーが続々と入場してきて飯守泰次郎先生指揮でワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲。なんとも壮大で劇的な曲ですが、このオケの弦楽器の響きの密度の濃さがこの曲と相まって圧倒されました。
3曲目は黒岩英臣先生指揮でエネスコ:ルーマニア狂詩曲1番。エネスコの曲はヴァイオリンソナタだったかを聴いた事があるという程度にしか知らなかったけれど、このルーマニア狂詩曲は今回一番好きになってしまいました。クラとオーボエのかけあう田園的のどかな出だしから、いろいろな民俗舞曲風メロディが織り交ぜられ、やがて祭りも最高潮という盛り上がりを見せ、いつ終わるのか分からない無窮動に翻弄されるようなとっても面白い曲でした。この曲でも弦の迫力が凄かったです。
ここで休憩をはさんで後半は井上道義さん指揮、弦楽アンサンブルによる武満作品。勅使河原宏監督の映画の為に書かれたものから
「訓練と休息の音楽」(ホゼー・トレス)、「ワルツ」(他人の顔)の2曲。初めて聴いた曲でしたが、私が知っている武満作品とは違って、ジャズのような、まさに素敵な映画音楽という感じ。
次はドヴォルザーク:スラヴ舞曲Op.46-1、46-8、72-2、ブラームス:ハンガリー舞曲の1番と5番の計5曲を10人の有名指揮者(曽我大介、寺岡清高、梅田俊明、山下一史、大友直人、十束尚宏、高関健、北原幸男、大山平一郎、増井信貴各氏)が2人で1曲をリレーで振るという面白企画。皆さん、一流のマエストロなのに半分ずつ振るなんて失礼な企画にもかかわらず、じゃんけんしたり、受け渡しの妙があったり楽しませて下さいました。勿論、オケの響きの厚みはさすがで聴きごたえ有り、ワクワクしました。
最後は秋山和慶先生指揮でストラヴィンスキー:火の鳥(1919版)たぶん、フルメンバーでの演奏。そして最後の最後に客席から小澤さんが登壇されて、元気なお姿に感動。。。やはり桐朋といえば一期生・小澤さんです!
こんなに贅沢なオーケストラはたぶん世界一でしょうね。メンバーはソリストとして活躍している方々ばかりで、その方々がすごい情熱で演奏していて、その響きが身体じゅうに迫って来てものすごく気持ち良かったです。CD発売したら良いなぁ。。
7月の先行予約はしたものの、詳細はよく把握しないまま出かけたのですが、一言で言って素晴らしいコンサートでした!!
最初は徳永二男さん、豊嶋泰嗣さん、店村真積さん、堤剛学長のカルテットでハイドン「ひばり」さすがのアンサンブルと形式の美しさ。
次はオケメンバーが続々と入場してきて飯守泰次郎先生指揮でワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲。なんとも壮大で劇的な曲ですが、このオケの弦楽器の響きの密度の濃さがこの曲と相まって圧倒されました。
3曲目は黒岩英臣先生指揮でエネスコ:ルーマニア狂詩曲1番。エネスコの曲はヴァイオリンソナタだったかを聴いた事があるという程度にしか知らなかったけれど、このルーマニア狂詩曲は今回一番好きになってしまいました。クラとオーボエのかけあう田園的のどかな出だしから、いろいろな民俗舞曲風メロディが織り交ぜられ、やがて祭りも最高潮という盛り上がりを見せ、いつ終わるのか分からない無窮動に翻弄されるようなとっても面白い曲でした。この曲でも弦の迫力が凄かったです。
ここで休憩をはさんで後半は井上道義さん指揮、弦楽アンサンブルによる武満作品。勅使河原宏監督の映画の為に書かれたものから
「訓練と休息の音楽」(ホゼー・トレス)、「ワルツ」(他人の顔)の2曲。初めて聴いた曲でしたが、私が知っている武満作品とは違って、ジャズのような、まさに素敵な映画音楽という感じ。
次はドヴォルザーク:スラヴ舞曲Op.46-1、46-8、72-2、ブラームス:ハンガリー舞曲の1番と5番の計5曲を10人の有名指揮者(曽我大介、寺岡清高、梅田俊明、山下一史、大友直人、十束尚宏、高関健、北原幸男、大山平一郎、増井信貴各氏)が2人で1曲をリレーで振るという面白企画。皆さん、一流のマエストロなのに半分ずつ振るなんて失礼な企画にもかかわらず、じゃんけんしたり、受け渡しの妙があったり楽しませて下さいました。勿論、オケの響きの厚みはさすがで聴きごたえ有り、ワクワクしました。
最後は秋山和慶先生指揮でストラヴィンスキー:火の鳥(1919版)たぶん、フルメンバーでの演奏。そして最後の最後に客席から小澤さんが登壇されて、元気なお姿に感動。。。やはり桐朋といえば一期生・小澤さんです!
こんなに贅沢なオーケストラはたぶん世界一でしょうね。メンバーはソリストとして活躍している方々ばかりで、その方々がすごい情熱で演奏していて、その響きが身体じゅうに迫って来てものすごく気持ち良かったです。CD発売したら良いなぁ。。
同窓の末席を汚さないように、私も精進しなければ、そしてよい生徒を育てなければと思いました。
あの濃密なアンサンブルが桐朋というボロイ校舎から生まれると思うと感慨ひとしおです。
まだ脳内で弦の音が鳴っています(笑)
毎年はいろいろ無理でしょうけれど、65周年にも是非やって欲しいですね。あのオケをまた聴きたいです♪
良い生徒を育てて母校に送り込む事が恩返しになるでしょうかね。頑張りましょう~
卒業生だらけの(笑)の会場内をキョロキョロしておりましたが、サントリーホールは広いですね。
私も卒業生であることに誇りを持って、日々精進せねば!と改めて思った一日でした♪
音楽魂が揺さぶられるコンサートでした!
また先生とも音楽のお話がしたいです。
yama-pi先生のブログも拝見して、トラックバックを送ったのですが、もしかして見知らぬ人からのTBは拒否られたかな?(笑)
また、お目にかかってお話し致しましょう♪
ブログ初心者につき、アタフタしていまして、少しお時間いただきます<(_ _)>
先生方と、この感動を共有することができ、とても嬉しいです<(_ _)>♪