ついに本番の舞台。
舞台袖で先生とグータッチして、Go!です。
出ていくところはイメージトレーニングしていたときから、とにかく笑顔で出ていこうと決めていて、そのとおりにできて良かったな。
演奏前にニコニコ出ていったのは私くらいな気がするのだけど、これまた樺沢先生の本に書いてあるのだけど、"「自然な笑顔」を作るだけでセロトニンの分泌を誘発することができる"というのは、本当だと思ったわ。。
そして、先生と一緒にお辞儀。
客席にいるのは、発表会の参加者とその関係者で、別に私の演奏を聴きに来ている人ではないとしても、それでも、自分の演奏を聴いてもらえるのが、ありがたくて。。「ありがとうございます」と思いながら、お辞儀していました。
またまた樺沢先生の本にあるのだけど、"心から「感謝する」だけで、緊張が和らぐということが言えます。"と書かれていて、イメトレするときから、聴いてくれる人への感謝を思い浮かべていました。
よく、緊張対策として、"人のことをカボチャやジャガイモと思え"というのがあるけど、絶対、違うと思う。そんなふうに思える訳はないし、事実と違うことを思おうとすると逆に変なプレッシャーが掛かる気がするし、そもそも聴いてくださる人に失礼よ。。
ピアノに向かい、楽譜を置き、いよいよ演奏。
先生(セコンド)のイントロが始まり、「少し速いな」とも思ったのだけど、それでも付いていけて、ちょこちょこミスはあったものの、最後の最後まで集中して弾ききることができました。
スタインウェイのピアノの音が輝くように美しく、弾いていて、とても幸せでした
演奏が終わって、お辞儀したとき、1歩、よろけたのはご愛敬。(^^;
袖口に戻ると、先生が「良かった。素敵だった」と褒めてくださって。。(涙)
自分の精一杯を出し切って、感無量。。椅子で少し休憩しないと動けないくらいでした。(^^;
少し落ち着いた後、客席側に戻る通路で、出番が近づいてきた出演者の男性にすれ違い、「『瑠璃色の地球』、良かったよ」と言われたのも嬉しい限りで。。
終演後、ステージで集合写真を撮っていただき、その後、ステージの片づけを縫うように撮ったのが、先日も載せたこちらの写真。
今回、友人や知人には声を掛けず、一人で発表会に臨んだのだけど、今の私にはそれが良かった気がします。
以前も少し書きましたが、私は子どもの頃から、学校行事のたびに事後に親にダメ出しをされてきたので、「あとから何か言われるんじゃないか」という潜在意識的なものが残っているように思えて。。
誰にも何も言われないと思うと、変にプレッシャーを感じることなく、演奏できたように思います。
それと、もう一つ。
4月末に今のお教室の体験レッスンを受け、5月に入会、6月に子ども達の発表会を見て「この会場でこのピアノで弾けたら良いなぁ。。来年あたり先生と連弾で。。曲は大好きな『瑠璃色の地球』・・・」とぼんやりと思った直後に、9月に大人発表会があることを知り、曲のレッスンが始まったのが、7月。
で、今。
この、トントン拍子感に自分でも驚くばかりで。。
何かに後押しされている感じもあるので、これからも、ピアノ、楽しんでいきます
最後になりましたが、出会えたことも何もかも、先生には本当に感謝の気持ちでいっぱいです