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⑧世界平和に乗り出すアメリカが隠す裏の顔

●世界平和に乗り出すアメリカが隠す裏の顔

アメリカ軍は、サンアウグスティン平原に墜落したUFOを、膨大な予算と数十年もの時問をかけ徹底的に分析し、それをモデルにした同型のプラズマUFOの試作に成功した。

昔はプラズマに覆われるだけで、自律神経が侵されるか焼死するしかなかったが、プラズマの人体における臨界点ともいえる、「黄金率φ」の発見により、その高いハードルは突破された。「黄金率φ」は地球内部のプラズマ領域そのものであり、アメリカは莫大な軍事予算を50年も費やしてプラズマ実験を繰り返すことで膨大なデータを蓄積し、やっとここまでたどり着いた。だから、今さら他国がプラズマ兵器に手を染めようとしても、原爆を真似て作るようなわけにはいかないだろう。

シークレット・ガバメントは、イスラエルの10支族の完全抹殺を最終目標に掲げながら、世界平和の美名のもと世界を統一したあと、自分たちが支配する世界を築こうと画策している。今がちょうどその時期であり、世界の状況はまさに彼らの望む方向へ突き進んでいる。テロは蔓延し、民族紛争や宗教紛争が常識化する中、衛星監視システムや、SDIの復活すら再浮上しつつある。シークレット・ガバメントは、今のうちにイスラムを叩き潰しておくほうが、将来において得策と見ている。そのきっかけとなる"世界正義の戦争を演出しなくてはならない。そこでフセインのような"悪役"が不可欠となりシークレット・ガバメントは.9・11{2001年}を演出し、故意に大量破壊兵器の存在をにおわせて「イラク戦争」(2003年)に踏み切ったのである。

次にシークレット・ガバメントが狙っているのはイランである。イランは原爆開発の疑惑とともに、レバノンのテロ組織、「ヒズボラ(神の党)」を支援している弱みを持っている。そこで、イラクで行ったように、難癖をつけながらさまざまな威圧を加えていけば、そのうちに必ずイランは爆発する。

イランはペルシアと呼ぼれるように、昔から「イスラムの王子」を自負し、イスラム原理主義を標榜する国である。イランが立てば、一緒に奮い立つイスラム諸国も必ず出てくる。それらを一気に叩き潰せば、イランとイスラム諸国のほとんどを押さえこむことができるが、そこでアメリカは中東からわざと撤退する。世界の火薬庫に火をつけておいて火事場からいなくなるのだ。そのための理由はアメリカの中東政策の失敗である。アメリカはイラクの治安を回復できず、世界中から非難を浴びて中東から追い出されるのである。

しかし、それはジェスチャーに過ぎない。一度燃え上がった宗教戦争の炎はもはや消すことができない。アメリカが追い出さされたあと、中東支配に乗り出すのは、間違いなくEUである。イスラム教とキリスト教の「宗教戦争」の火傷はEUが負えばよい。とくにアメリカに逆らいつづけるフランスとドイツにほかのEU諾国が従う以上、EUもアメリカの世界統一にとって邪魔な勢力圏になる。

EUは間違いなく火中の栗を拾うことになり、イスラム諸国(筆頭はイラン)とキリスト教諸国であるEUは必ず衝突し、最終的に宗教的大戦争へと発展する。なぜならロシアはEUを中東から追い出すため、イランに接近してヨーロッパに侵攻させるからである。その間、アメリカは「孤立主義」を掲げながら、EUが悲鳴を上げるまでじっくり待ちつづければいい。ほうっておけば共倒れになるため、最後に漁夫の利を得るのがアメリカという国のシナリオなのだ。

その意味で、最初の核攻撃は悪役にたるイスラムでなければならない。騎兵隊は、世界が大きな拍手で迎えるまで姿を見せないほうが得策であり、悪役となったイランを叩きのめすには、アメリカが反撃しても構わない状況まで待つ必要があるのだ。もちろん、アメリカが最終的に使う兵器は、衛星を介した「プラズマ兵器」である。EUがアメリカに助けを求めれば、アメリカのいうことをきかなくなった国連を排除し、アメリカ主導の「世界統一政府」を受け入れさせるため、イスラム諾国を完膚なきまでに叩き潰すことができる。

ロシアと中国は、プラズマ兵器の前では沈黙するしかない、両国には核兵器しかないからだ。使えない兵器など持っていてもアメリカに勝てるはずがないのである。こうしてシークレット・ガバメントの戦略は、自作自の9・11を「対テロ戦争」の中で最大限に利用しながら着々と整っていく。「M-1ファイル」は、シークレット・ガバメントの陰謀をこのように暴露しているのである。

『終わり』


■『完全ファイル UFO&プラズマ兵器』飛鳥昭雄(著)徳間書店
第四部 エイリアン=イスラエルの失われた10支族の地球帰還より抜粋紹介 


完全ファイルUFO&プラズマ兵器 友好的エイリアンvsシークレット・ガバメントの地球 (超知ライブラリー)
飛鳥 昭雄
徳間書店

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