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ユダヤ・キリスト教「世界支配」のカラクリ

今年の2月「光の12日間」の著者であるゲリー・ボーネル氏が東京で開催したセミナーでの気になる予言がある。それは宗教関連のもので概要は次のようなものである。

現ローマ法王が今年謎の死をとげ、次の法王がバチカンの最後の法王となる。そしてこの最後の法王は、バチカンが所蔵し、長年にわたり封印してきた宝物を世に公開する。これにより古代の叡智が人々に知られるようになるというのである。この宝物公開によって4世紀からのキリスト教の歩みの秘密が明らかになる。さらに「ダヴィンチコード」のテーマになっていた、「マグダラのマリア」がイエスの配偶者だったという説も認められるというのである。

もしこれが本当になれば、世界の人口の3割を占めるキリスト教徒にとって、価値観がひっくり返るような大騒ぎになるかもしれない。さらにユダヤ教が中東の問題の火種になっていることが広く人々に知られるようになるそうである。これらによって、アメリカ国民(85%がクリスチャン)はイスラエルをサポートすることに疑問を持つようになるというのである。

「ダヴィンチコード」や昨日のBBC製作の「イエスの顔」にしろ、今欧米においてキリスト教やユダヤ教に対し、批判の念を持つ人々が増大しているようである。911事件は捏造であるとの持論を主張する国際ジャーナリスト「ベンジャミン・フルフォード」氏も最新刊『ユダヤ・キリスト教「世界支配」のカラクリ ――ニーチェは見抜いていた』でニーチェの言葉を引用しながら、完膚なきまでにユダヤ教とキリスト教を批判している。

●『ユダヤ・キリスト教「世界支配」のカラクリ ――ニーチェは見抜いていた』から一部を引用

ユダヤ人は、自然や私たちの暮らし、私たちの精神世界を、徹底的にニセモノの作りかえました。民族が民族として生きていくために必要なものすべてに反抗し、自分たちの手で、自然の法則に対立する考えを作っていきました。宗教や礼拝、道徳や歴史、心理学といったものを、本来の姿とはまったく違ったものにねじ曲げていったのです。これは到底許されることではありません。つまり、キリスト教がやったことは、ユダヤのマネゴトなんですね。キリスト教がオリジナルではないのです。

こうしてユダヤ僧侶たちはニセモノの神や道徳をでっちあげ、本当のイスラエルの歴史を消していきました。その証拠として現在残されているのが『聖書』です。彼らは自分たちの民族の言い伝え、歴史的事実に対して、汚い言葉をあびせかけ、宗教的なものに書き換えてしまいました。エホバに対する「罪」と「罰」、そして、エホバに対する「祈り」と「報い」という、子供だましのカラクリをでっちあげたわけです。教会はこのようなデタラメな歴史を、数千年もの間、教え続けてきました。それなので、私たちはすっかりバカになってしまい、歴史がゆがめられていることに気づかなくなってしまったのです。

キリスト教は「希望」というものを上手に使います。苦しんでいる人に対して、簡単に満たされて用済みになってしまわないような「希望」を、彼らの手の届かないところにわざと置く。そうやって人を釣るわけです。また、キリスト教は人気を集めるための「工夫」をたくさんしました。

彼らは「愛」を利用しました。「愛」とは、ものごとをありのままに見ない状態だからです。人間はそこで夢やまぼろしを見ます。また、「愛」は人間に我慢することを教えます。それで、キリスト教は人々に愛されるような物語をでっちあげたわけです。

信者たちが生きている間は「あの世」のことはわかりません。約束されたことが、本当に守られるのかどうかは、死ななきゃわからないのです。そうすると、キリスト教の言っている「力の証明」とは、「信仰によって幸せになるという約束が、必ず守られるということに対する信仰」なのです。なんだか、ややこしいですね。要するにこういうことです。
「私はキリストを信じることによって、幸せを受けることを信仰する。それなので信仰は真である」と。もうこの時点で、まともな人間だったらついていけません。「それなので」って、いったいどこにつながるのでしょうか。これが彼らの言う「真理」の正体です。
引用終了

国際政治や国際経済の裏のからくりを熟知する、ベンジャミン・フルフォード氏の筆が冴え渡る、お勧めの一冊である。


table>ユダヤ・キリスト教「世界支配」のカラクリ―ニーチェは見抜いていた

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