柴田淳とは何か ~しばじゅん日記blog version

「一太郎による柴田淳の研究」内「一太郎のしばじゅん日記」ver3.01。ブログ・ヴァージョン。

柴田淳ツアー2007~しばじゅん、はじめました!~@仙台市青年文化センター シアターホール その2

2007年04月07日 | Weblog
以前各会場の収容人数に触れた時、仙台については
間違ってコンサートホールの方のキャパをのせて
しまいましたが、実際にライブが行われたのは
それよりやや小さいシアターホールの方で、正しくは
802席 → 584席
でした。なので今回のツアー中もっとも座席数が少ないのが
仙台公演ということになります。当然、観にいけなかった
という人も、仙台のファンが一番多かったのではないか
と思います。ヤフオクのチケット出品も仙台が最小だった
みたいだし。そのためか、仙台レポも他の会場に比べると
少ないみたいです。

さて、仙台市青年文化センターシアターホール。
ロビーの造りは名古屋に比べると割と広めになっております。

会場客席内にはスモーク(お香?)のようなものが焚かれて
いて、これまでの会場とはやや雰囲気が違っております。
ステージ中央には白い大きな布が敷かれていて、
この日は2F席(実際は3F席)だったので、スポットライトの
光と影の模様の演出効果がよく分かりました。

当初の予定で全4公演だったことから、しばじゅんからは
仙台は「最終日」という発言。
前回大阪が大いに盛り上がったせいもあって、仙台は「静か」
「おとなしい」とさかんに口にしていたしばじゅんですが、
実際には、割合客席の反応も多く、だんだんしばじゅんの
口もなめらか・・・つまり、トークの時間も大阪に負けず劣らず
多くなり、時間も大阪と同じくらいになりました。一泊して
正解です(笑)

バックは、この日のみピアノは羽毛田さんではなく、古川初穂さん
という方が担当。
本職がジャズピアニストであるだけに、中盤「大人のコーナー」や
トークのBGのピアノも実に見事で、ピアノの腕(技術)という面では
羽毛田さんにくらべ上であろうと思います。・・・ミスタッチも
何度かありましたが、一日のみの“代役”、わずかなリハーサルだけで
2時間あまりのステージを務めるのだから、プロのミュージシャンは
やはり大したものですねぇ。そうしたハンデを感じさせるところも
ほとんどありません。

その大人のコーナー、曲に入る前のトークがなかなか長くて
その中でこのような発言が

「ツアーをやってる時って、見ていいものと見ちゃいけないものって
あるかなぁって落ち込んでしまって」
「アクションを起こすと感じ方の違うことがあって・・・
最後は“自分がどうだったか”って感じかな」
「大阪であまりにも楽しくってしゃべり過ぎて・・・
いろいろ・・・言われたので(不満気)」
客「何言われたの?」
「プロとしてぇ・・・(不満気)」

人の意見は様々。何をしても、どういう方法を選んでも
それを悪く受け取って批判する人は出てくる。最終的には
自分の信じる正しい方法を選んで実行するしかない、と。

大阪公演のあと各所で批判的なことを言う人がいたみたいですが
・・・勝手に言ってれば、という感じです。言わなけりゃ、
もっと良いけどな。
そもそも今回のツアー、そういう人は「お呼びでない」んです。
しばじゅんの言い分が、まったく正しいんです。
「プロとして、これこれこういうステージが、あるべき姿」
なんていう人は、たぶん、あまりいろんな音楽に触れた経験の
乏しい人でしょう。もっと破天荒なステージをする人は、
ざらにいますから。・・・終電無くなるまでやる人もいます(笑)

しばじゅんいわく、"最終日"なので今回はセットリストも書いてしまうと、

01.おかえりなさい。
02.夢
MC
03.紅蓮の月
04.君が思えば・・・
05.王子様メドレー
拝啓、王子様☆→いつか王子様も♪~拝啓、王子様☆続編~→つまおうじ☆彡 (拝啓王子様☆第三章)

EX01.宮川剛バンデイロ・ソロ(バンデイロ→ブラジル音楽で使われるタンバリンらしく、
テルミンのような電子音を発していました)
(しばじゅん衣装替え)

~大人のコーナー~ チェロ加わりアコースティックセットに。
MC
06.かなわない
07.真夜中のチョコレート
MC
08.片想い
09.月光浴

EX02.ショートフィルム「HIROMI」ダイジェスト上映
(しばじゅん衣装替え)

10.HIROMI
11.後ろ姿

MC
メンバー紹介

Guitar西海孝
Drum宮川剛
Keyborad古川初穂
Cello中村潤
Bass石川具幸

この日はここでスタイリストのしずかさんも紹介。

この人
http://web.archive.org/web/20040618151336/http://www.joqr.co.jp/senden/htmls/item/meet_20040207_001.html

12.花吹雪
13.今夜、君の声が聞きたい

アンコール

大阪に続いて客席記念撮影。今回はフラッシュ発光。
でも光量が少ないから手ブレしますね。きっと。
f2.0とかの明るいレンズとISO800以上の高感度フィルムじゃないとな。
あと、出来れば三脚も、ね。スタッフ、用意してください(笑)

そしてその後は質疑応答。
どういうライブにしようか、と考えた話。
(客の)「弾き語りは?」に対し「聞こえません」
エステの話。
「月と太陽」全国放送の話。
仙台放送シバタワタル。
電気自転車の話。
これ、あまりに具体的なので、住んでる場所がわかってしまいますよね。
え?ぼくもだいたい見当つきますが・・・もちろんここでは書けません。
ちなみにぼくが生まれた病院はその駅のそばです(笑)

EN01.パズル
EN02.幸せなうた

東京、名古屋、大阪では10と11の順番が逆でした。
7は東京、名古屋はスタジオ録音に比べてずっとスローな演奏でしたが
大阪、仙台はスタジオ録音並みのテンポに、
8はやはり大阪、仙台の方がテンポが速くなっていて、これはスタジオ
録音より速く初期の弾き語りのころに近い感じでした。弾き語りの場合
一番印象が違ってくるのが、この「月光浴」だったと思います。
歌に関しては、直前の通しリハーサルの影響なのか、やや声が辛そうに聴こえる
ところがあって、特に話声に近い低域でしゃがれた声になることがありましたが
高域は終始よく出ていました。

さて、「しばじゅん、はじめました!」残すは4月10日の新宿厚生年金のみ。
しばじゅんからはツアー中もライブに対して前向きな発言を聞けるように
なりました。とにかく、これがなによりです。
4月10日の追加公演は7月にWOWOWで放送されるということですし、
しばじゅんのみならず、次回参加する人すべからく、良いライブにできるよう、
普段の心の穢れを去って、ですね・・・(爆)、斎戒沐浴して臨んでもらいたい。
かように思います。