柴田淳とは何か ~しばじゅん日記blog version

「一太郎による柴田淳の研究」内「一太郎のしばじゅん日記」ver3.01。ブログ・ヴァージョン。

大阪は今日も雨だった。

2007年03月29日 | Weblog
ラジオで「長崎は今日も神戸だった」というのを聞いて
(くだらなさに)爆笑してしまったので、こんなタイトルです。
すいません・・・(笑)
3月27日大阪は雨でした。朝の10時半くらいからポツリポツリ
降り出しました。
予報でも「午後からは雨」ということでしたので、別に
柴田淳のせいじゃないんですが、まぁこれもしばじゅんらしくて
良いじゃないですか。雨そのものは日中降り続きましたが
そう激しい降りにはなりませんでした。

朝から別に用事もないのでレコード店巡りなどをしては
キャベツ焼きやカツカレーを食い、昼過ぎに会場近くへ
いったん下見に行くと、

搬入口に、なんと、「かぼちゃの馬車」が。

あゝ、とうとうしばじゅんの「シンデレラ」好きも、
行くとこまで行っちゃったか。。。などという思いが
よぎりましたが、
・・・いくらなんでもステージに「かぼちゃの馬車」が
登場する余地はなさそうなので、あれはしばじゅんの

・・・私物だったかもしれません(笑)

大阪厚生年金会館・芸術ホールは、なんでも、聞くところに
よると、大変音響の良いホールだそうで、しばじゅんも
2曲目を歌い終えた後のMCで「とても歌いやすい」と言っていましたね。

大阪の人たちは、やはり平素からさまざまな娯楽に親しみ
そうしたものをよりよく享受する術を身に付けている人が
多いためか、事前の予想通り拍手も歓声も他の会場と比べ
目立って多く、かつ暖かい雰囲気がありました。いいですねぇ。

サポート・ミュージシャンは

チェロの方が柏木広樹さん。
ギターは前回名古屋公演と同じ方。その際は
たしか「うちうみ」さんと言ってた気がするだけど、、、
はて?ぼくの聞き間違いだったかもしれません。
正しくは『にしうみ』さんだそうです。
西海孝さん。
“「ウチウミ・タカシ」というギタリスト”で
検索して出てこなけりゃ良かったんですけど
出てきちゃいましたのでこのような
間違いに至った次第。

ちなみにオフィシャルHPはこちら。

「Takashi Nishiumi」
http://www.ishibashi.co.jp/Band_Web/nishiumi/


倉橋ルイ子、太田裕美、など往年の女性シンガーから、近くは、鬼束ちひろ、遊佐未森、
'90年代にはオリジナル・ラブのサポート・メンバーとして知られ、ご自身はカントリー、
ブルーグラス方面の造詣が深い模様で、ギターの他にもマンドリン、バンジョー、スチール・
ギター、ドブロ、など種々の楽器をこなし、南正人、金延幸子、西岡たかし、小阪忠、松田幸一、・・・
といった日本のフォークの重鎮ともいうべき人たちとのお仕事も多いようです。
おお、そんな人だったか。不勉強にして知りませんでした。反省。


さて内容ですが、、、

とにかく良かったですよ。
このツアー中、これまでで最高です。
時間も最高。2時間半です。
これは、過去のしばじゅんのステージ中でも最長ですよね。
しかもアンコールだけで30分以上。半分以上がトークです(笑)
よくしゃべったね、しかし。
大半が仕込のネタではないんでまとまりこそないんですが、
面白かったです。かなり素に近かったんじゃないでしょうか?
おかげで途中帰りの交通機関の時間がなくやむなく
帰っちゃう人続出・・・
はい、ぼくも終演後は、走って帰りました(笑)

この日は色々と「秘話」が語られており

・嵐の二宮クンの「夢」弾き語りを知ったのは
嵐のコンサートの裏方のバイトをやったDreamusicのバイトの弟
→Dreamusicバイト→Dreamusic社員→しばじゅん、とこういう
情報伝達経路だった、とか

・インディーズ盤「ぼくの味方」のジャケット写真は自宅で
撮影したもので、衣装も自分で選んだタンクトップだったのだが
それを見た人からは“ロックな人”だと思われた、とか

ほかにも


・客席記念撮影
・生まれて初めてワイヤレス・マイクで歌った
・弁当屋の上司と部下
・売ってないのに、40万

・・・などなどエピソードだけでも、ちょっと書き切れない
です。

さて、けっこう歌詞の間違えが多かったこの日のライブ
なんですが、
「後ろ姿」は歌の途中で「間違えたっ!」とはっきり
口に出してましたね。
間違えたら、止めて歌い直すのはいいと思うのだけど、
「止められない場合」は間違えようと、何しようと、
そんなこと、おくびにも出さず

「もともとこういう歌詞なのよ!」
というくらいに作ってしまう。
でなきゃ「マイクの調子」のせいにする
あるいは「ラララ」でごまかす。


という感じでしのいでもらいたいもの。
なにしろ「間違えたっ!」と言ってしまうと
・・・全員が気付いちゃいますから(笑)


次回4月4日は仙台。
なにしろ古くから柴田淳とは縁もゆかりもある土地です。
ファン歴長い人の比率も、多そうですね。
大阪に負けず劣らず良いライブになるんじゃないかと
期待しています。仙台では・・・3時間くらいやっても平気な
ように帰るのは翌日にしておこうかな。

名古屋に“あんかけスパゲッティー”を食べに来た(ウソ)

2007年03月22日 | Weblog
名古屋にきています。明日の午前中に帰宅予定。
なぜって・・・しばじゅんのライブがあるからです。

今日JRの高速バスで東京を発ったんですが、事故渋滞で約2時間の到着
遅れ。・・・さすがに焦りました。会場がある「新栄町」に着いたのは
17時10分過ぎ。もう開場時刻を過ぎていました。一本あとの便にしていたら
開演に間に合ったか微妙でした。休日昼間の道路事情ってのは読めませんねぇ。。。
名古屋駅近くに差し掛かったころ、ごく短時間パラパラと「天気雨」が。
これが夜のことだったら本当に「月夜の雨」・・・かなと思うのですが
2日前が新月なので今日辺り、月はとても小さいのですね。
月としばじゅんの相関関係はどんなものなんでしょう?
今回のツアーでは一番新月に近いのが、前回と今回で
一番満月に近いのが、4日の仙台。大阪と最終日の新宿は
半月を少し上回る大きさです。月は女性の象徴とされ、
感情感覚を司ると占星術に言います。月の歌が多い
柴田淳なら、現実の月の影響があってもおかしくない。
・・・そんなふうにも思います。


会場の「名古屋市芸術創造センター」は名古屋駅から東に伸びる
「桜通」「錦通」の間、国道153号線沿いにあり、名古屋事情に
疎いぼくにも比較的分かりやすかったです。ただ、名古屋というのは
道がだだっ広く、目印の見当もつけにくくて、どうも歩きにくいです。
ぼくには。歩くのには向いていない街。いつもそんな印象。

こじんまりとした佇まいのホールには中央に階段が設えられていて
階段を上りきったところで入場のチェックをしています。うん、せまい。

せまいので、入るとすぐ物販のスペースです。今回は、
「JUN SHIBATA -Live- "SECRET"」
「月夜の雨」には
ポスターに加えてサイン入りポストカードもついていました。
あとでステージのしばじゅんがいうのには、ポスターにサイン
しようとしたのだが、「・・・開けなかった。」のですと。
ということで、大阪以降の会場では、サイン入りポスターが
特典につくこともあるかもしれません。帯封をといて広げる
ことが出来たらば。まぁ、これは結構手間でしょうけど。

今回ぼくの席は、というと1階12列。
後方は後方なんですが、なにしろちいさなホールなので
ステージまでの距離も、そう遠くありません。
ステージ上のしばじゅんの表情もよく見えました。前方の6列
(折りたたみイスの「補5列」というのを含む)はインストア
ライブ並みの近さでした。ただ「6列」以降は客席の傾斜が
割合大きめなので、見やすいことこの上なし。いいとこだね。
ステージ全体が非常に良く見えましたよ。しかも中央だったし。

例によってステージの詳細は書きません。
セットリストは?・・・それも書きません(笑)

500円玉の話。(ちいさな文字が刻印してある)
名古屋の食べ物の話。(ゆかり、てんむす、手羽先)
ライブをやっていて現実感がない、という話。
(母マチコさんとライブ終了後「夢のようだね」と
語り合った、と。)
あとは東京とほぼ同一内容です。電動自転車の話は
端折ってました。忘れてたみたいです(笑)

そんなトークなんですが、、、やっぱり「グダグダ」です。
名古屋は、お客さんが東京に輪をかけて静かだった気が
します。「どうしよ~」連発してました(笑)
年齢層が幅広いせいか、お客さん自体に「さぐり」の
気持ちがあるのかも?
柴田淳のライブって、、、どういうライブなんだろう?
みたいな。

ま、次は大阪です。大阪のお客さんはそういう点、日本一
反応が良いですから、ちゃんと「拾って」くれると思います。

でもな~、事前にあんまりトーク仕込むと反応が薄かったりした時、
却って動揺することになるというもんですよ。自然体でいいんです。
「思い」はちゃんと伝わるもの。楽しんでもらおうと特別
気負わなくとも、来ている人たちは楽しめるんだからね。本当だ。

ミュージシャンはギターの方のみ東京と違っていたようです。
内海さん。鬼束ちひろさんのサポートなどもしているようです。

歌には集中できてましたね。はじめの方、ちょっと声が裏返るとこ、
後半、高音部がやや苦しそうなそぶりを一瞬見せていましたが、
全体に良かったと思います。

朝から晩までなかなかにハラハラドキドキな一日でしたが
名古屋に来て良かったなと思います。


あ、ところで

かめ姫さんのサイトですが、暫定的にパスワードなしで入れるように
なっています。(今週中は大丈夫なようです)
「ここ」にやってきている人たちは、本当に、初期の初期から
しばじゅんを応援していた人たちばかりなんです。
2002、3年には、というよりも、しばじゅんのファンサイトとしては
おそらく最もファンによる交流が盛んだったところなので、ファン歴の
長い人は、きっとよく憶えているはずです。

もし仮に、このブログで初めて再開を知った、なつかしい、
と思う人は、ぜひ気軽な気持ちでかめ姫さんに挨拶してみて
ほしいと思います。きっとかめ姫さんも喜ぶんじゃないかなぁ。

柴田淳は・・・もう“引きこもりミュージシャン”ではありません。

2007年03月18日 | Weblog
行ってきました。・・・どこへ?

新宿厚生年金。
ぼくがここに前回行ったのは、もはや憶えていないほど
昔の話です。

以前「良い席は取れなかった」とは書いたものの、
結局は例のところで「2列目中央」のチケットを
購入してしまいました。ま、東京だけですけどね。
他は後の方で見ます。仙台は2F最前列なので、
それなりに見晴らしは良さそうです。ははは。

こんな重要イベントの直前に、なんと、、人から
風邪をうつされてしまった。そりゃないよ。
・・・会場内で咳き込むのではないかと気がかりだった
ので、靖国通りの薬局で急遽咳止め薬を買い、推奨用量
の倍を服用。(市販薬は多めに取らないと効き目が薄い)
そのせいか・・・時々ボーっとしてました。
でもおかげで咳きの発作は避けられた。
まぁ、好判断でしょう。ぼくにしては。


さて

以前ならネタバレもありだったんですけど
今回は止めておきましょう。今回ばかりは
思い入れが強くなっている人が、やはり
多いでしょう。そういう時あまりいろいろ
言うのもアレですからねぇ。。。


しかしまぁ、ライブの具体的な内容以外の
「今日の出来事」ならOKでしょうか。


開場時間は20分ほど遅れました。
ま、これは異例に長い、というほどの
遅延でもありませんが、遠隔地から来ていて
すぐ帰らなければいけない、という人は、
ちょっとハラハラしたかもしれません。

物販はロビー右側の通路でツアーグッズ、
左側の通路でCD、DVDなどの販売を行って
いました。
ドリー商品には「しば裏」ジャケットと
同絵柄のポストカードが、ビクター商品
は、アルバムにはポスター、シングルには
サイン入りポストカードが付いていました。
サイン入りポストカード付き商品は開演前の
段階で早々に売り切れていたようです。
公演プログラムは3500円ですが、トートバッグ
抜きでも買えます。その場合は2500円。

さておおまかな内容。

トークは結構“グダグダ”でしたね(笑)
しかし、今回のツアーに関しては、とりあえず

「しゃべりさえすれば、それでよし。」

と思います。
出来がどうのということはありません。
むしろ途中からは比較的気楽に話が出来ていたので
これについては、問題ないです。

エステの話をDiaryに(自分で)書いたことすら
頭からきれいさっぱり消えていたみたいですけど
これには、ちょっとビックリ。

歌は、最初は緊張がありありで、しきりに客席の
反応などを気にしている様子が見てとれましたが、
中盤、椅子に座っての小編成のパート以後、そう
した緊張が抜けて歌の方に集中出来ていたように
思えました。

セットリストなどは、・・・今は書きませんヨ。
後でオフィシャルか音楽情報サイトで総括記事が
載るでしょうし、、とりあえず4月11日以後に
どうしようか考えますか。

お客さんは、静かでしたね。ほぼ全編にわたって。
手拍子などはありましたが(2曲目ではぼくなど
率先してしましたが)、たぶん“マチコさんの
リクエスト曲”あたりも、手拍子があっても良かった
かもね。六本木ヒルズでは、ありましたし。

とにかく、そうだなぁ。。。「合唱」とかするよりも
ステージ上のミュージシャンの様子に即時呼応して
臨機応変な対応をするのが、望ましいのではないか。
ミュージシャンと一緒にノリを醸し出すことの方を
心がけた方が良い気がする。まぁ、難しいですけどね。
力の入れ具合、抜き具合。やり過ぎも、他のお客さんの
顰蹙を買ったりします。無理にノルのもまた違うし。


とにかく「しばじゅん、はじめました!」

・・・が、はじまりました。

無事スタートを切ったしばじゅん。
4/10のゴールまで無事完走してください。

あと1週間。

2007年03月11日 | Weblog
しばじゅん初ツアーの初日、
東京厚生年金会館ライブ。
ぼくには区切りも良い、30回目の
柴田淳のライブ。

これが成功して、もうこれからはシークレットだの
なんだの、というのは意味をなさなくなることを
期待したい。つまりああいうものは、ちゃんとした
ライブに比べると、二流の行為だからだ。

間違いなく今度のライブは、本当に柴田淳が
聴きたいという人が、これまででもっとも多く
足を運ぶライブになるんだから、胸を張って
それを心強く感じて、歌ってほしいと思う。