先日、αNEX-6を使った星の撮影で「周囲に出る口径食が気になる」と書きましたが、それを補正するアプリが発売されていたようです。
その名もズバリ「レンズ補正」。(1000円)
下の写真はそのレンズ補正アプリを使わなかった状態と、使った状態の比較です。
(光が均一に当たっている画用紙を使いました)
<アプリ不使用>(デフォルトの状態)
<アプリ使用>
レンズは標準の16-50mm F3.5を使いましたが、レンズごとに補正レベルを登録出来ます。
補正前の写真では四隅が暗くなっていますが、補正後の写真はある程度、口径食が補正されています。ただ、全体をフラットにするのは難しいようですね。中心が逆に暗く見えるのは、周囲が「ドーナツ状」に明るく補正されるため、逆に中が暗く見える、という感じです。これ以上補正値を落とすと、中心は明るくなりますが、結局周囲が暗くなってしまい、補正の意味がなくなります。もしかしたら、Photoshopなどで、補正用マスク(アルファチャンネル)を自分で作って、それを毎回使って画像修正した方が綺麗かもしれません。でもそれもめんどくさいし・・・
このアプリでは口径食補正以外に、色収差補正、歪み補正ができるようです。歪み補正がフィッシュアイコンバーターの「周囲の潰れ」にどの程度有効か今度試してみます。
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