10万光年+α

子供の頃からの夢を叶えるべく始めた天体観測・・・

天城高原 Softbankが対応

2014-02-01 10:57:40 | 観測日記

Softbank携帯の方に朗報です!

これまで、天城高原(ゴルフ場、ハイカー用駐車場)は、DoCoMo電波は来ていましたが、Softbankの電波は全くきていませんでした。 それが、昨晩行ってみると、なんと電波が来てるではないですか。

3Gではありますが、強度も5です。
私はiPhoneに色々データを入れていて、中にはクラウド同期しているものもあり、そういうデータはやはりネットに繋がっていないと困ります。また、観測の途中で「調べ物」なんて事もできます。ありがたいですね。

やはり、何度かSoftbankに要望したのが功を奏したのかな(^^;)?


長期観測できず

2012-10-09 20:14:44 | 観測日記

ここ1か月ほどほとんど観測ができません。
天候不順というか、そんなに雨が降った訳ではないのに、ガスが多い・・・・

「今日こそは!」と思って天城に出かけても、上の方は雲の中という事もよくあります。

天体観測を始めて4年ほどになると思いますが、最近、観測できる日って、年間僅かしかないのではないだろうか、と気づき始めました。

観測条件としては・・・
・快晴であること。
・夕方の空が青いこと(ガスが少ない)。
・風が弱いこと。
・新月、または時間的に月が出ていないこと。
・気温が10度以上であること。
(僕が単に寒さに耐えられないというだけですが)
・仕事にある程度余裕があること。

という感じでしょうか。
この条件を満たす日って、ほんと数えるほどしかありません。

天体観測は、お金がかかる割に、チャンスが少ないというジレンマのある趣味なんですね。


金環日食の日の天気

2012-05-15 17:38:19 | 観測日記

金環日食の日が近づいて来ましたが、当日5/21(月)の天気が気になる所です。

僕のiPhone天気予報によると、曇り時々晴れ・・・・
微妙ですね。すっごく微妙です。

全国の天気も確認しましたが、今日現在の予報では、九州は曇、大阪~東京は曇時々晴れ、千葉~北海道は晴れ時々曇り。西の方が天気が悪く、北に行くほど良い、という感じです。その中間の伊豆あたりは、ホント微妙で悩みます。

富士5合目なら晴れる、という予報なら5合目まで行きますが、そこも伊豆と同じ予報・・・・北海道でも行きますか? って、金環日食になる北限は宇都宮あたり。東北、北海道は金環になりません。

でも、iPhone予報って結構外れることが多いので、前日か、せめて2日前になってみないと正確な予報はわかりません。


新たな問題

2008-10-27 23:41:26 | 観測日記
今日は昼から青空が広がり、夕方の空も澄み渡っていました。

久々に観測ができるかと天城高原へ出かけましたが、山の上は強風!
さらに空が明るく、下と変わらないシーイングです。

シュミット・カセグレン望遠鏡は、風があたる面積が広いので、風に弱いことはわかっていました。さらに赤道儀モードにしたことで、安定感がなくなります。ちょっとした風で星像は揺らぎます。今日のような強風にあっては、観測どころではありません。
(大室高原はほとんど無風だったのに・・・)

天気はるていど予測ができますが、山の上の風は行ってみなければわかりません。

さらに、秋も本番となり、かなり寒いです。
真冬の出で立ちでで出かけたのですが、強風も手伝って寒いの何の・・・こんな状態では機材の設置やアライメントもうまくいかず・・・

冬は厳しいぞ!とは思っていましたが、この時期これほどとは・・・

ある人のブログに冬の観測日記がありましたが、それを読むと、ほとんど冬山登山の装備が必要なようです。頭から足先まで完ぺきに防寒を施し、暖房完備のテントを用意し、真冬の山の中で一晩過ごせるだけの設備が必要なようです。

しかし、手だけはどうにもなりません。今日やってみましたが、厚手の手袋をした状態では、望遠鏡の設置と設定はほとんど不可能・・・どんなに手がかじかんでも、ある程度、手袋なしで設置をしなければなりません。

そもそも僕が観測を始めた時のコンセプトは、お気楽ベランダ観測だったはず・・・
こんな装備まで準備して本格的にやったのでは、初期の姿勢に反します。(根性なしなだけですが)

楽しく感じる範囲でやらないと、趣味とは言えないでしょう・・

なので、今後はいかにお気楽に観測できるかを考えて行きたいと思います。

まず、極寒の中での赤道儀設定は、時間もかかり大変です。

特にLX90は望遠鏡本体が極軸望遠鏡を兼ねているので、まず、極軸合わせの前にフォークアームと望遠鏡が一直線になるよう、設定が必要です。しかし、機材にこれと言って目印もなく(何故だ!)ウナギの蒲焼きを焼く要領で?望遠鏡を裏返しては北極星を導入し、裏返してはまた導入・・・というのを延々繰り返し、最後に表を上にしても、裏を上にしてもレンズ内に北極星がおさまるようにしなければなりません。これは、ニュートン式望遠鏡の赤道儀にはない、シュミカセならではの余分な手間となります。

その後やっとアライメントに入れるのです。

今後の寒さの中で、そこまで時間をかけて設定をする余裕があるかどうか・・・

お気軽を優先するなら、やはり経緯台での観測を前提にする必要があるかも知れません。
そうなると、問題は短時間露光しかできない点です。

短時間露光でも惑星は撮影できますが、メシア天体(星雲など)は難しいです。
何か良い手はないものか・・・やはり超高感度カメラかな・・・



日本全国秋晴れだけど・・・

2008-09-10 11:28:09 | 観測日記
天気予報では日本中晴れ・・・
「大気も安定して雲が発生する所はほとんどないでしょう」

・・・と、言われれば平日でも天城高原に出かけるしかないでしょう。

事実うちのあたりはガスは多いものの、晴天です。
これは期待が持てます。ただ、中秋の名月を前に月がじゃまをしています。

結局、月が沈んだのは10:30過ぎ。
やっと観測できると思った途端、雲が空を覆ってしまいました。
山の天気なので、すぐに晴れるかと2時間ほど粘りましたが、結局晴れず。
挙げ句の果てに、霧まで発生してます。

最初は僕一人でしたがが、月が沈んだ途端、続々観測者がやって来ました。
しかし、皆さんお手上げですね。僕は家が近くなので、あきらめて帰りましたが、他の人たちはたぶん東京あたりから来ていると思うので、朝まで粘るのでしょうか・・・


もの悲しく暗闇に佇む望遠鏡。

遠征ではこんな事、良くあることでしょうね。
望遠鏡を濡らしただけで収穫ゼロの晩でした。
(大室高原に帰ってきて、空を見上げると、あらら・・・星が綺麗に見えてる。ベランダ観測にすれば良かった)

初遠征

2008-07-13 11:23:48 | 観測日記
昼間は晴れているとは言え、薄雲の広がる天気。しかし、天城高原はガスも少ないかも・・・という事で、初めての遠征に行ってきました。しかし、薄明るい19:30の時点で、月が南中。さすがの天城高原も空は白々しており、木星やアンタレスがやっと見える程度。なんとか月が沈むまで粘ろうと、セッティングを始めました。

駐車場には先客がいましたので、挨拶だけして、距離を置いたあたりに場所を確保。



椅子に座っているのは幽霊ではありません。月明かりでの撮影なので、1分の露光です。

待っている間は、ヒマでヒマでしょうがなかったのですが、時折、森から聞こえる「ギェ~」という正体不明の生物の奇声や、「がさごそ」という足音に戦々恐々としていました。(明らかに何者かの足音がすぐそこから聞こえるんです・・・この辺は鹿の生息地なので、たぶん鹿でしょう)

月が沈んだのは23:30。沈んでから10分ほどで、天の川が現れ始めました。



自動追尾の5分露光ですが、画面が回転しています。中心部はちゃんと追尾しているようですが、まるで北天の写真みたいですが、南天です。(しかし、何故緑色に写ったんだろう・・・)

せっかくなので、三列星雲を狙ってみました。



うう、何でしょうかこれ。 星雲はまったく写っていないばかりか、星が複雑に移動しています。
アライメントをもっと勉強しなければなりませんね。