鬱病徒然日記

鬱病を患って早4年。一旦治癒したかと勘違いをし、更に悪化させてしまったどうしようもない人間の闘病日記。

正職員雇用。

2006-02-28 06:43:31 | 回顧録
前回からの続き。

間もなくして、その年の初夏、眼科で正社員雇用となった。
嬉しいニュースが少なかった分、家族中で『よかったね』と言い合った。

次第に『うつ』を意識することはなくなり、あたかも健常に日々を過ごすようになっていった。
仕事もそこそこ順調で、表面的には日常はごく幸せに過ぎていった。

そこに落とし穴があるとも知らず・・・。

やがて年を越し、その職場で2年目を迎えた。
歯車は確実にずれていっていた。

続く。

本日の具合。

2006-02-27 22:04:49 | うつ
眠い。
ただただ気だるい。

抗アレルギー薬のせいか、日中、眠気が抜けることが無い。

うつからくるダルなのか、薬からくるダルなのか判然としない。

再就職して。

2006-02-27 01:25:58 | 回顧録
前回からの続き。

バイトには受かった。
昼からの5時間勤務の眼科だった。

視力検査なども仕事の内容に含まれ、基礎から叩き込まれた。
しかし、日中も襲う対人恐怖。誤魔化しながら仕事をする手は汗だらけであった。
多汗症気味のある自分は、それをうつのせいだとは感じなかった。・・・思わないようにしていた。
どこかで『もうとっくに治っている』という、根拠のない自信があった。
仕事が辛く感じるのも、怠け癖が付いたからだろうなどと・・・。

いつの頃からか、通院も止していた。

気付かぬうちに、自分が思っているより確実に『うつ』は私を蝕んでいた。

それを痛感させられるのは、もう少し先だった。

続く。

本日の調子。

2006-02-26 16:48:13 | うつ
11時間睡眠してしまい、頭がしゃきっとしない。
今は誰とも話したくない心境。
こういうときNETというのは気楽で良い。視線を気にしなくて良いから。

今は『眼力』が無い。人と目を合わせる事が出来ない。コンビニ店員の視線すら痛く感じてしまう・・・。
タバコを買うのもわざわざ外に出て自販機で買う始末。
喫煙量、抑えなければ・・・。

再就職に向けて。

2006-02-26 01:41:44 | 回顧録
前回からの続き。

さて、社会復帰と、せっかく取得した資格を活かす為就職活動を始めだした。

が、いかんせん募集が無い。
数少ない募集から応募してみるも、医療事務とは『女性のもの』というパブリックイメージが病院側にあるようで、行く先々でやんわり断られる。

思えばあの時の『焦り』も心には負担になっていただろう。

友人Aもその時は職を探しており、二人して『何か、どこか良い所ないかね~』などと、顔を合わせるたびに言い合っていた。
それも今は良い思い出だが。
(余談だが友人Aはその後見事に職を射止め、今もバリバリ働いている。全く以って尊敬に値する人物である。)

そんな折、バイトの募集で医療事務があった。
いい歳した男性がバイトで、しかも医療事務・・・。
先方は怪しむだろうが、焦りを生じている自分には、そんなことを考える余裕すらなかった・・・。

続く。

今朝の具合。

2006-02-25 09:43:40 | うつ
昨夜から薬の投薬量が変わり、寝つきが良くなり、ぐっすり眠れた。
今日は友人と買い物、多分その後ダーツ。

全体的な具合としては快調な方か。

医療事務資格取得に向け。

2006-02-24 11:43:33 | 回顧録
前回から続き。

さて、主治医に相談の元『医療事務資格取得講座』に行くことにした。
今になって思えば、うつを甘く見ているというか、早計さが計り知れますね。

人と目が合わせられない、喋ると必ずどもる、そんな状態でよく講座に通ってたモンです。我ながら、身の程知らずな・・・。
自宅から、その講座の教室までは車で30分の所。
講座は週1回で6時間授業。
終わったら、車でぐったり。運転が出来ないこともしばしば。家族に迎えに来てもらったこともあります。
それでも・・・
対人恐怖を抑え、ペンを持つ手は汗だらけになりながらも、講座には休まず通い続けた。
そして、資格試験にも無事合格。
PCオペレータの追加資格も取得し、にわか学生生活は半年でその幕を無事(?)降ろした。

今考えると、何もかもが早計だった・・・。

最近、友人Aからもこの件に関して『早計』であったと指摘を受けた。
『うつ』を軽んじているつもりはなかったが、『意識』が足り無すぎた。今ははっきり自覚できる。この敵は自分自身そのもの。うつを甘く見ている、というのは、自分の人生を軽んじているのと同義だ。

さてその早計さは拍車をかけ、発症から7ヶ月強で再就職を志しだす―。
医師から『完治』の台詞を聞けてはもちろんいなかった。

続く。

先ほど起床。

2006-02-24 05:47:35 | うつ
本日の具合。
前日の徹夜のおかげで、正規の(人並みの)生活時間帯に戻せた。
睡眠もまあ、満足。
起き抜けに立ちくらみに襲われはしたが・・・。

今日は、2週間に一度の通院日。考えると少し憂鬱。なぜか、病院というスペースは、うつっ気が頭をもたげますね。

通院。

2006-02-23 20:16:19 | 回顧録
前回からの続き。

さて、投薬された人生初の向精神薬を粛々とした思いで服薬し、毎日の通院が続いた。
カウンセリング的なことは一切無かった。
逆にそれが楽だった。

『うつ』というメカニズムは解明されつつあり、セロトニンの分泌が人より無いだけ、という精神から来る病ではなく、あくまで物理的にそうなっているということを聞かされた。
だから、カウンセリングでは一生治らないし、毎日の服薬、点滴(これは最初の1週間だけだったが)が必要なんだ、といった説明を受けた。

起伏の無かった感情にも徐々に『喜び』『楽しさ』といったものが、極わずかであるが、戻ってくるのも感じ取れた。
看護師さんはじめ、医師ともコミュニケーションが図れるようになっていった。

職場はほぼ『解雇』に近い扱いで辞することになった。
思えば、あそこで知識があれば、休職願いを出し療養手当てを貰いながら生活すれば良かったのだが・・・、あの職場に復帰することを望んでいない自分も確かだった。
いずれにせよ過ぎたこと。

幸いというか、私には友人・知人にもうつ病経験者がおり、自分も患ったときは、それは親身になってくれた。ありがたいことだ。
その中でも友人Aは私の人生において、これ以上なく影響力のある人物だ。同年代だが、畏怖にも似た尊敬の念も抱いている。友人Aとのうつの話はまた別の機会に。

そんな折、以前から興味のあった『医療事務』の資格取得をしたいと相談した。
思えば、治療開始から一月とたっていなかった・・・。

続く。

先日から本日早朝にかけての具合。

2006-02-23 09:32:55 | うつ
先日(2/22)は一日の大半をベッドで過ごしたため、眠ることは諦め、徹夜をした。
が、気分はすぐれている。
早朝、愛犬とも散歩し、朝食も摂った。

これで、午睡をしなければ、また規則正しい生活時間帯に復帰できるはずだ。

しかし、喫煙量は増加の一途を辿っている。一日一箱は普通になってしまった。

食事のリズムが一定でない分、薬の服薬量も偏る。結果、喫煙という行為に逃げているのだろうか・・・。