たぶん、母が悪かった。

　３歳長男「ほっぺ」は３歳９ヶ月を迎えましたがトイレトレーニングが終了していません
　昼間のオシッコはなんとなくＯＫのような気もしますが、ウンチがダメで……

　それでも最近はもう、寝るときとクルマでのおでかけ以外はトレーニングパンツで過ごしています。
　つまり、平日はほとんどトレーニングパンツなわけです。

　今日もいつものようにトレーニングパンツで公園に出かけました

　最近のお約束は「もらしたら帰る」。
　だからオシッコのときはちゃんと知らせてね、と言い聞かせています。

　が、遊びに夢中になってしまうとトイレはどうしても後回しになってしまいます。

　今日も、仲良しの子が来ていて、遊びに熱中してしまいました。
　時々ズボンを気にしたり、モソモソしたりしています。
「絶対トイレだ！」
　と私、何度も声を掛けたのですが一向に遊びをやめる気配なし。
　そのうちに、ズボンに広がるシミを見つけてしまいました。
「漏らしちゃったね、帰ろうか」と声を掛けました。
　が、嫌がるほっぺ。

　当然です。普段幼稚園に行っていてなかなか遊べないお友達が、今日はお休みで遊びに来ているのですから。
「着替えてからまた来る！」
　といいますが、時間はすでにお昼過ぎ。
　７ヶ月次男「がんた」の授乳時間も迫っています。
　しばらく押し問答が続きましたが、別のお友達が帰るということで一緒に帰れることになりました。

　帰り道でもモソモソしているほっぺ。
「またオシッコでしょ？」
「違う！　ないの！！」
　言い張りましたが、家に辿り着くまでにズボンには新たな濃いシミが……
　帰宅後慌ててトイレに行かせたら、結構多くオシッコが出ました。
　かなりガマンしていたようですが、間に合わなかった、ということのようです。

　で、そのときは全然気が付かなかったのですが。

　最初に公園から帰るきっかけになった失敗。
　あれはもしかして違ったんじゃないだろうか、と夜になって思い返しました。

　実は、公園に入ってすぐにほっぺは水筒のお茶を飲み、そのときにお茶をズボンにこぼしてしまっていたのです。
　それを見て私、即座に「もう失敗したの！？」と訊いたのですが、シャツが一緒に濡れていたこともあって、お茶だとわかったのです。
　そのお茶が乾いていなかったのを、もしかして私が勘違いしたんじゃないだろうか？

　公園では、確かにほっぺは失敗を否定していました。
　でも、状況から判断して私は失敗したと思い込んで、「遊びたいからウソをついている」と決め付けていたのです（そういうこともあるので）。

　こうして気が付いたときには、すでにほっぺは就寝済みでした。
　今更ほっぺはそのときのことを思い出せないと思いますが、私に嘘つき呼ばわり（に近いことを）されたほっぺの気持ちを思うと、やるせなくなります。

　ほっぺが起きてきたら、ちゃんと謝ろうと思います。

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