イーダちゃんのひとりごと

東京・国立市で絵本、木のおもちゃ、ペンギングッズを販売しているペンギンハウスのペン員1・イーダちゃんの日々。

ホロリン ホロン ホロロロロ

2006年03月22日 23時25分48秒 | プライベート雑記

映画「博士の愛した数式」を見てきました~。

いろんな人が見た感想をいろんなブログで読んでいて、
そんなに泣かないだろうな~と予測していたのですが、
私はホロホロ何回も泣きました。

あり? 原作ではジ~ンとくるだけで涙は流さなかったのに。

私が泣いたのは全部、子どもがらみのところ。
映像で見せられるとダメみたい。

でも、隣に座っていたおばさんも私と同じくらい泣いていた。

これは、原作を読んでから映画を見たわけだけど、
そんなに原作ではこうだったのに~!ということもなく(もちろん違いはあるけれど)、
読んだあとの印象と、見た後の印象に大きな差はないというか、
それぞれどちらも良かったです。

映画では、博士の部屋の窓が好みです。あの窓いいなぁ。

かもめ食堂

2006年03月22日 23時17分11秒 | 読書覚書

かもめ食堂 群ようこ・著

発売になってすぐに我が家にやってきたようで、映画を見たあと、
積ん読状態の場所からひっぱりだしてもらって読みました~♪

映画もおもしろかったけれど、原作もおもしろい!!

もちろん、違うところもいっぱいあるんだけどね。

ああ、あの人たちはこうしてフィンランドまでやってきたのか~って
わかったのが良かったかな。
映画ではそのへんの説明がなく、私はなくてもま~ったく気にならなかったけど
(だいたい、実生活でのその人の背景なんてすぐにはわからないし)、
原作を読んでわかったら、わかったでおもしろい。
それを踏まえて、また映画を見たくなりました。

映画の企画があっての書き下ろし~というのがよくわかる。
だって小説でも、まるであの女優さん3人が動いているようですもの。

映画でも原作でもそうだけれど、その後の続きを想像したくなりました。

3月20日(月) ポプラ社と視察とTOP

2006年03月20日 23時59分45秒 | ペンギンハウスでの日々

土曜日の朝日新聞の別刷りに、児童書出版社・ポプラ社の社長のインタビューが載っていました。
ま、これまでにもどこかたお答えになっていた内容ではあるのですが、
なのにちょっとグッときました。前社長とのエピソードのこととか。

その記事のポプラ社の社内風景の写真。
遠くの通行人?に、去年、ペンギンで研修したKくんが、
ちょっとカメラを意識した感じで写っていました。お~い、元気でやってるかい?

ポプラ社といえば、新入社員の書店研修として、うちの店でお預かりすることがKくんに限らず、
これまで何度かありましたが、今年も2名ほどやってくる予定。
来週から1名ずつ2週間にわたって。
若者と接して刺激を受けよう! お~!

さて。
今日はすご~く遠くの絵本専門店の方が、東京に来たついでにと、うちの店を視察されました。
都心で開かれている某版元の記念展示を見るのが目的での上京だそうです。

えらい、えらすぎる。

私なんか、プライベートでその展示会場から徒歩3分くらいのところに行ったのに、寄ってこなかった。
そういえば、今、展示しているな、と思い出したにもかかわらず行かなかった。

もう、姿勢が違います。
でも、私はそういう人なので、しょうがない(あきらめ)。
いやいや、初心に帰って何事も吸収するつもりでがんばろう。と、言っておこう。


ところで、まったく話は変わりますが、国立駅からペンギンにくる旭通りの
途中のアイスクリーム屋さん、
ペンギンとセットにして行かれている方も多いようですし、
私たちペン員も、ここのアイス大好きです。

そのお店、店名が変わっていたのはご存知?

今日、お客さまから教えてもらうまで、毎日通っているのにま~ったく気づきませんでした。

ミルクポット、あらため、ミルクトップ。
英語で書くなら、MILK POT → MILK TOP

PとTが入れ替わっただけ。

聞いたとき、冗談かと思った。店前にあるミルクポットに書かれている
アルファベットの順番を間違えて並べていただけなんだと思った。

でも、帰りに見たら看板すべてがTOPだった。本当だった。いったい、いつの間に?

なぜ、なぜ? 理由はまったく知りませんが(調べてもいない)、
ちょっと間違い探しのような気分で楽しんじゃいました。

でも、な~ぜ?

ひなぎくの冠をかぶって

2006年03月20日 23時55分55秒 | 読書覚書

ひなぎくの冠をかぶって
グレンダ・ミラー/作 伏見操/訳 板垣しゅん/画

オーストラリアの話。高学年くらいからの本です。

ううっ。とても良かったです。最後にはホロリ。

書き留めておきたいセリフがいっぱい。
もったいなくて、ここには書けない。

心の重荷を軽くするには、友だちと、愛してくれる親がいればいい。
言葉をかわさなくても、わかりあえる人がいれば…。
そんなことを感じたんだけれど、
さて、自分は? う~む。

にげろや、にげろ

2006年03月20日 23時52分17秒 | 読書覚書

にげろや、にげろ
ヘレン・アームストロング/作 ハリー・ホース/絵 岡田好惠/訳

イギリスの児童文学の新刊です。高学年くらいからの本かな。

挿絵画家は「ちびうさ」シリーズの人です。

ねずみ、牛、羊が農場から逃げ出す話なんですが、私は、家畜系(ねずみは違うけど)の動物の話や、
それをモチーフにした商品に弱いのですが、
店をやっていて、家畜系の動物の商品は、すご~く売りにくいよなといつも思います。

牛、羊、にわとり、なんかよりも、動物園にいるゾウやキリンやライオンのほうが
身近だったりするのかな。

おっとこの本の感想は…、気持ちよい結末でした。って、それだけかい!

3月19日(日) 大きくなったら何になる?

2006年03月19日 23時41分23秒 | ペンギンハウスでの日々

今日もすっごい風でした。
前回の教訓から黒板を店前に出さなくて、正解。

近くの大学のグランドから、ペンギン前の交差点に
もうもうと土煙がたちこめていました。

さて、今日、ゼロさんと話したことを。といっても以前からナナさんや
三蔵さんともよく話すことではあるのですが。

大人はよく子どもに「将来、何になりたい?」と聞きますよね。
なんか、無意識につい聞いちゃう質問だけれど、
自分が子どものころに、この質問を受けると、とても困ったり、
「またか~」と思っていませんでした? 私はそうでした。

で、いつもテキトーに答えていました。特になりたいものでもなく。

そもそも、職業をそんなに知らなかった。せいぜい○○屋さん(花屋、ケーキ屋など)、
看護婦さんにスチュワーデス、学校の先生くらい。
そのなかで、別になりたいものがあったわけじゃない。
自分で思いつく少ない選択肢のなかから、適当に選んでいました。

で、大人になって思うこと。
世の中に、こんなにたくさんの職業があるなんて!
周りのモノだけを見渡しても、作った人、運んだ人、売った人がいる。
モノだけじゃない、いろんな人が仕事をしてこの世界が成り立っている。
名称でうまくあらわせない職業もいろいろある。


ああ、もっとたくさんの選択肢を知りたかったな。

そもそも、将来、何かにならなくちゃいけないなんてことの意味もわかって
なかったもんな~。
そんな質問を受けるたびに「将来何かにならなくちゃいけないの?」と思っていた。
子どものころの私に答えよう、そう、何かにならなければいけないのです。
自立して、お金を得るのです。お金じゃなくても人のためになるとか。

大人は、そんな質問するんだったら、もっとたくさんの選択肢を教えてほしいし、
子どもたちのあこがれになるような仕事をしてほしい。

おっと、これは自分への戒めです。

見ぃちゃった!

2006年03月19日 21時53分13秒 | プライベート雑記

映画「かもめ食堂」を昨日見てきました。
私の周りでは、見たいと言っている人はたくさんいるけれど、まだ見たという人はいないので、
自慢です。オホホホホ。

いや、見事にツボでした。単純に楽しめました。

この映画のことを最初は三蔵さんに教えてもらったのかな、ずいぶん前に。
そのときからずっと待ってました。

なんといっても3人の女優さん、大好きだし。監督も「バーバー吉野」の人だし。
そして舞台はフィンランドですもの。

フィンランドって、高校生のときからあこがれの国でした。
私が好きな演出家、NHKの佐々木昭一郎氏のドラマ「夏のアルバム」を見てから、
いつかはフィンランドに行きたいと思っていました。

で、ようやく7年くらい前に行くことができたのですが、
印象は「静かな国」。空港に着いたときから、街でお店に入っても、
とにかく静かだな~と思っていました。

この映画で見るフィンランドも落ち着いた静かな国でした。

食堂の話なので、映画を見たら絶対におにぎりが食べたくなると覚悟していたのですが、
ま、実際食べたくなりましたが、コーヒーとシナモンロールにもかなりひかれました。
映画館に行く途中にコーヒー屋を見つけていたので、映画のあとそこで休憩しようと行ってみたら、行列。
みんな同じことを考えたに違いない。

で、この日の夕飯は、かなり映画に感化されてこんなものになりました。

おにぎりに、たまごやき。おにぎりはデパ地下のです(笑)。

紙のスーツケースは、これ映画のプログラムですよ。おしゃれ~。

一緒に行った人は、原作をすでに読んでいました。
原作にはある登場人物の背景が映画でははっきり描かれてなく、
そのへんがあっけらかんとしていて良かったと言っていました。

私はこれから原作読みます!

あ、まだ東京では一館上映だからか、すご~く混んでいましたよ。
休日に行かれる方は、上映の1時間以上前に行くことをおすすめします。

3月17日(金) もう少々お待ちを

2006年03月17日 23時30分52秒 | ペンギンハウスでの日々

風が強くて、店前に出していた黒板が転がりました。
これくらいの強風のときは、外に出さないようにしなくちゃ。

いま、来年度(4月から)の講座予定表にとりかかっています。

とりたてて新しいものは少ないけれど、これまで実施してきたなかでの
改善点を見つけ出し、修正していくのが大仕事。
今日もナナさんとあ~だ、こ~だといろんなことを振り返ったり、想定しながら
話し合いました。

なんとか来週はじめには発表したいっ。

終わっちゃった~

2006年03月17日 23時24分16秒 | プライベート雑記

楽しみに欠かさずに見ていたドラマ「神はサイコロをふらない」が
終わっちゃった~!! 悲しい。

俳優さんたちも好きだったし、セットも良かったし、役のキャラも良かった。
重いテーマを軽いテンポで見せてくれたのも良かった。

最終回ではおお泣き。
もたいまさこさんが登場したところは笑えたけれど!

お客様情報によれば、原作はかなり雰囲気が違うらしい。ああ、早く読みたい。
ただいま取り寄せ中。

3月16日(木) 屋根にのぼったペンギン

2006年03月16日 22時54分37秒 | ペンギンハウスでの日々

なかなか有意義な一日。

三蔵さんと、おとといのミーティングの続きっぽい話ができたし、
昨日のドラマ「神はサイコロをふらない」の最終回の話を、まだ見ぬ三蔵さんに話して、
三蔵さんをホロリと泣かせることができたし(それが有意義?)。

来年度の講座予定表にも着手できたし(できあがってはいないけど)。

それに、こんなこともしました。↓


店奥の棚の三角屋根にペンギンを取り付けてみたのです!
なかなか、いい感じでしょ?

加えてお昼に、先日ちょっとだけ紹介した近所のwill cafeに行って、
柚子のチーズケーキをテイクアウトして、閉店後に三蔵さんと立ち食いティータイム。
おいし~い。桜のシフォンケーキもメニューにあって、迷ったよぅ。
テイクアウトができるなら、どんどん利用しようっと。

桜といえば、国立の桜、私が一番嫌いな感じになっています。
つぼみがふくらんで、全体的に赤くモワッと主張している。
あ~やだ、むずむずする。帰りによく見たら、ひとつだけ開きかけていました。