イーダちゃんのひとりごと

東京・国立市で絵本、木のおもちゃ、ペンギングッズを販売しているペンギンハウスのペン員1・イーダちゃんの日々。

真夜中のまほう

2006年03月06日 23時10分24秒 | 読書覚書


真夜中のまほう
 フィリス・アークル文 エクルズ・ウィリアムズ絵 BL出版

e-honのデータでは小学校低学年向け読み物になっているけれど、
私が読んだ感じとしては、中学年向けくらいかしら。
新刊ですが、原書は1967年初版です。

とにかくね、挿絵にひかれた。表紙のカバーをとったところの金の箔押しがステキ。本文中の挿絵ものびやかで。
それだけが読んだ動機。作者のこと、何も知らない。

で、話も単純におもしろかった。宿屋の看板の絵たち(カモやライオンや人魚など)が、
真夜中になると動きだすのよ!

3月6日(月) 担当が替わります

2006年03月06日 19時14分15秒 | ペンギンハウスでの日々

新刊絵本講座「はじめましての絵本たち」でした。
この講座も絵本部屋に次いで長い講座で、かれこれ5年くらいはやっています。
絵本部屋に比べて参加者も少なく、わりとメンバーも限られ、
地味に、コツコツと毎月やっております。

とにかく紹介するのが目的なので、じっくり絵本を読むスタイルではなく、チャッチャカ進行する講座です。
これまで振り返ってみると、学校や幼稚園などで絵本の読み聞かせ活動を
行っている人の参加が多かったかなぁ?

絵本というと、とかくロングセラーがいいものとされているし、
実際売れるし、いつの時代の子どもたちにも受け入れられる根強い要素を持っているし、
ま、ロングセラー様様な世界です。

でも、びっくりするほど新刊が出ています。
その中には、これからもずっと残っているものもあるかもしれないし、
2~3年で消えるものもあるかもしれない。
とにかく、たくさん出ます。

新刊に注目してみると、時代性がわかるというか、はやりもわかるし、
すごくおもしろいです。

私たちが新刊のダンボールをあけたときの衝撃を、そのまま講座の形で伝えられたらな~と思って実施してきましたし、
実際、いろいろ驚いてもらえることも多かったと思います。
ドキドキの出会いをこれからもつくっていけたらなと思います。


で、長いこと私がこの講座を担当してきましたが、内部の担当替えで、私は一応今回で引退。
来月からは日程も変わり、ペン員3・三蔵さんがこの講座を担当する予定です。

また違った雰囲気になると思うし、私とはまた違ったフィルターで絵本を選ぶでしょうし、
楽しみです。ご期待ください!