イーダちゃんのひとりごと

東京・国立市で絵本、木のおもちゃ、ペンギングッズを販売しているペンギンハウスのペン員1・イーダちゃんの日々。

わたしのマトカ

2006年03月25日 23時58分16秒 | 読書覚書

わたしのマトカ  片桐はいり・著

新刊です。
女優の片桐はいりさんの旅エッセイです。「マトカ」とはフィンランド語で「旅」のこと。
この間見た映画「かもめ食堂」のロケで訪れたフィンランドでの出来事を
中心に旅の話が書かれているというので、即効買いです。
昨日、仕入れに出かけた際、乗り換え駅近くの本屋で見つけて購入。

私だって、ペンギン以外で本を買うこともあるんです。
だって、すぐに欲しかったし、な~んか新刊だと手に入りにくそうな版元だったし。
今、これを書いている現在、e-hon在庫はあるみたいから、早まったか?
んにゃ、いいんです。

やっぱり、本は一期一会だし、出会いをつくってくれた書店にはお礼をする。
毎回とはいかないけれど。
だから、よくお客さまで、「ごめんなさい、ペンギンじゃないところで本を
買ってしまいした」と白状してくださる方がいらっしゃいますが、
いいんです、そんなこと。ペン員の私ですらこうなんだから。
どうか、出会いを大切にしてください。だから、ペンギンもいい出会いを
たくさんしていただけるようにがんばるってわけなのよ。

さて。片桐はいりさんって、初めてテレビで見かけたころ、
なんて個性的なお顔なんだろうと、かなりひかれました。
だけど、トーク番組なんかで、話を聞くとおもしろくない。というか、普通の人。
最初ちょっとがっかりしました。私も若かったから。

でも考えてみたら、コメディアンじゃないんだし、外見だけを見て、
おもしろいことを期待するほうが筋違い。
だって、女優さんなんだもの。
その後舞台での活躍を知るたびに、彼女の生きる道はトークじゃなく、
芝居なのね!と当たり前のことに気づきました。

なかなか本の中身にいきませんが、やっとです。
これが初めての本ですって。

すんごい、おもしろい文章ですわよ。
なんだ、やっぱりおもしろい人じゃん。

トークと文章は違うんでしょうけど、やっぱりおもしろい人だとわかったので、
嬉しい。

この本、装丁も好きです。

3月25日(土) 桜と「死」

2006年03月25日 23時30分52秒 | ペンギンハウスでの日々

開店時から「ペンギンつうしん」を一気に書き始めて、
おはなし会の前にはもう書き終わっていた。
われながら、すごい集中力! ホホホ。
でも、右手が腱鞘炎(こういう字なんだ…)になりそうに疲れました。

今日は久々にゼロさんのおはなしを聞くことができました。
病気から復活後、初めてのおはなし会です。
約4ヵ月ぶりです。

いやぁ、もう芸術です。ブラボーボーです。

今日はお天気が良かったので、国立の桜も一気に咲いたようです。
昨日、あわてて桜本のコーナーをつくっておいてよかった。
たぶん来月の売場紹介「今月のペンギンハウス」をアップするころには、
桜コーナーは撤収していると思うのでここで画像を。
桜と同じく、かなり短い期間限定のコーナーになりそうです。



「死」と結びついている絵本が多し。
わかる気もするけれど……。
つまりは「生」と結びついているということか。