ペン員同士で、店をこんなふうにしたいと夢を語り合っていて、
「やっぱり、ペンギンにしかないものが欲しいよね~、
たとえば、不二家のペコちゃん焼きじゃないけれど、『ペンギン焼き』とか。店頭で焼くの。やっぱ実演販売よ!」
と冗談で(ちょっとは本気)話していたら、
ナナさんが「誰が焼くんですか?」
「もちろん、ナナさんに決まっているじゃない」
するとナナさんは「私はそれよりも飴細工がやりたい」なんていうもので、それから飴細工の話になりました。
そうしたら、ペン員2号さんが、中野にある飴細工のお店を教えてくれました。
ええっ、近くに住んでいるのに、全然知らなかった。
よし、これは行かねば! いや、別にペンギンで飴細工を本気で考えているわけではないのですが(笑)。
手仕事見るのは楽しいものね。
本当に近くでした。お店の名前はパパブブレ。
私が知らなかっただけで、超有名店のようね。すごく混んでいたもの。
すご~くかわいい飴づくし! いわゆる金太郎飴のようなつくりが多いのだけれど、
デザインだけじゃなくて、ちゃんとおいしいの! フルーツ飴は、ちゃんとそのフルーツの味がするし。
そして、飴屋っているより、キャンディーショップなのね。
若い人が働くおしゃれな店でした。
私が行った時間帯には、ちょうとパイナップル味の飴をつくっていました。
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ホットプレート?の向こうはいろんな色がビンに入ってます。飴が大なべで流し込まれ、
手前のほうでは着色。しばらくたって、持ち上げると滝のよう!
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飴が色別にまとめられました。そして伸ばして、伸ばして……。ものすごい肉体労働!
(このとき、まだ温かい飴を味見させてくれました。本当にパイン味!)
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パイナップル模様をつくっているんだろうけど、どこがどうなるんだか???
各色のパーツを最後にひとまとめにして、ドドンと太巻きに!それを伸ばして、伸ばして……
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さらに伸ばして伸ばして、カット、カット、カット! ものすごい早業カット!
このパイナップルの模様をひとつひとつ手作業で作っていたのです。恐れ入りました。
どの味を買おうか迷ったので、フルーツ飴のミックスにしました。
(ビンは我が家のものです)
いちごや、バナナ、ぶどう、オレンジ。これ、どうやって作ったんだろう、
きっと、こことここを…なんて想像するだけで楽しい!
すっごく楽しかった。1日でも見ていたい。
ほかの飴も見てみたい。また行こう。これは、いい中野みやげになるわ!
子どもごころをくすぐられたお店でした!