イーダちゃんのひとりごと

東京・国立市で絵本、木のおもちゃ、ペンギングッズを販売しているペンギンハウスのペン員1・イーダちゃんの日々。

おもたせ暦

2007年02月11日 23時59分33秒 | 読書覚書
おもたせ暦 平松洋子・著

ちょっと前に読んだ『買えない味』がおもしろかったので、
また平松洋子さんの本に手を出しました。

おもたせ…《「御持たせ物」の略》来客を敬って、持ってきた土産物をいう語。
多く、その客へのもてなしにその品をすすめるときに使う。「―で失礼ですが」

なるほどね、本当はもらった側が使う言葉なのね。

消えものなどの手土産。
私は大人な生活をしていないので、手土産携えてどこかを訪問するなんて皆無なんですが、
店にいると本当にお客さまからいろんなものをいただきます。

旅行に行ってきたから、
実家から送ってきたから、
通販で試しに買ってみたから、
ちょっと、そこの八百屋さんで見つけたから、
きょうのおやつ残りなんだけど…。

ペンギンの休憩所はいただきものでいっぱい!(消費も早いけど)

この本を読んで、人にものをさしあげるときの苦労、気遣いみたいなものをすごく感じた。
普段しないから考えたことなかったけど。

でも私たちがペンギンでお客さまからいただくものは、
味といい、タイミングといい、絶妙なものばかり!
気をつかってくれているんだろうけど、それを見せないさりげなさ。

私たちにものをくださるお客さまは、すばらしいな!と実感(催促じゃありませんよ)。
自然とそういうことができる大人になりたいな、私も。

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